6月16日は天皇杯2回戦Y.S.C.C.横浜戦がケーズデンキスタジアム水戸で行われました。
結果は8-1の圧勝でした。
相手がどこであれ大量得点で天皇杯の初戦を無事に突破できたことは素直に嬉しいです。
今節もサンフレッチェ広島が関西リーグ1部のおこしやす京都に1-5で大敗したり、横浜FCもJ3のヴァンラーレ八戸に1-2で敗れたりと波乱がありました。
そのため下のカテゴリーの相手でも全く気が抜けません。
その点鹿島はきっちりと仕事をしてくれました。
しかし残念であったのはこの試合はスカパーで中継がなかったことです。
どんな試合であれリアルタイムで見ることにしているのでテキスト速報で追うのは複雑でした。
スタジアムに行かれた方が本当に羨ましかったです。
そして録画での放送もないためいつものようにレビューを書くこともできません。
詳細がわかりませんのでスタッツだけで記録を残そうと思います。
まずはスターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF5 杉岡大暉
MF37 小泉慶
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF25 遠藤康
MF27 松村優太
FW9 エヴェラウド
FW13 荒木遼太郎
早川がプロ入り初の公式戦出場です。
常本、林とともに大卒ルーキーが3人そろい踏みでした。
またリーグ戦の中断期間の割には主力を多く出場させた印象です。
そして荒木が無事のようでよかったです。
試合は前半の早い段階でゴールが決まりペースを握って進めることができました。
10分に遠藤、12分にエヴェラウド、21分に松村、31分にまたしても遠藤です。
前半だけで4-0と試合を決めます。
そして後半開始から常本、小泉、荒木に代えて広瀬陸斗、永木亮太 、上田綺世と3人を出場させます。
次が中3日でリーグ戦がありますので温存でしょうか。
後半も勢いは変わらず49分にエヴェラウド、52分に上田とゴールが決まります。
そして63分にはエヴェラウドに代わり和泉が途中出場です。
和泉は3月17日の第5節アビスパ福岡戦で負傷退場しちょうど3ヵ月ぶりのプレーでした。
70分には上田の2点目が決まり72分には遠藤からアルトゥール カイキに交代です。
その6分後の78分に上田がハットトリックとなる3点目を決めます。
これで8-0となりここで試合を終わらせられればよかったのですが83分にナイジェリア人の19歳オニエ オゴチュクウに1点を返されてしまいます。
そして試合は8-1で終了です。
最後の失点は印象が悪かったですが8得点は素晴らしいです。
シュート数も22本と多かったのでかなり押し込めていたのではないかと思います。
ちなみに8得点は鹿島アントラーズの天皇杯最多得点タイ記録です。(2度目)
前回は29年前の1992年12月5日の1回戦、新日鐵八幡戦で今回と同じ8-1のスコアでした。
厳密にはJリーグが開幕する前年のことなので今回が新記録と言っていいかもしれません。
また上田は後半45分間のプレーで3得点を決めました。
プロ入り初の公式戦でのハットトリックです。
さらに鹿島アントラーズでは過去の公式戦で30回のハットトリックがありましたが途中出場の選手が達成したのはこれが初でした。
そして鹿島の天皇杯では5人目のハットトリック記録です。
過去の達成者は以下の4人です。
黒崎比差支(1992年12月5日 1回戦 新日鐵八幡戦)
増田誓志(2005年11月3日 4回戦 ホンダロック戦)
遠藤康(2012年9月8日 2回戦 筑波大学戦)
中村充孝(2019年9月25日 ラウンド16 横浜F・マリノス戦)
なぜか天皇杯では中盤の選手のハットトリックが目立ちます。
今回の上田はFWでは黒崎以来でした。
これでオリンピックメンバー入りはさらに確実なものになったことでしょう。
天皇杯3回戦は7月7日(水曜日)に栃木SCと対戦します。
まだ会場とキックオフ時間が発表されていません。
次節もスカパーで中継はないのでしょうか。
私は天皇杯の2回戦であろうがリーグ優勝のかかった試合であろうが同じスタンスで応援しています。
ぜひ次は中継してもらいたいです。
そして天皇杯を制す軌跡を見届けたいと思います。
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