2023年鹿島アントラーズにレンタルバックされるのは誰だ【DF編】

鹿島アントラーズ

2022年、鹿島アントラーズから5人の選手が他クラブへレンタル移籍をしています。

内訳は国内移籍が4人、海外移籍が1人です。

それぞれに出場機会を得て成長した年となりました。

基本的にレンタル移籍は所属クラブに戻ってくることが前提です。

ただ鹿島の場合戻ってくることが多くはありません。

現有戦力と新戦力との兼ね合いになるためそのまま移籍してしまうこともあります。

果たして現在のレンタル選手は戻ってきて鹿島の戦力になってくれるのでしょうか。

まずは今回はDFの2人の今季成績とともに復帰可能性を探ってみたいと思います。

杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
1998年9月8日(24歳)

2022年シーズン
J1リーグ戦 29試合0得点(2454分出場)
カップ戦 6試合1得点(528分出場)
天皇杯 1試合0得点(69分出場)
国際Aマッチ 2試合0得点(118分出場)

2017年に高校No.1ディフェンダーとして市立船橋高校から湘南ベルマーレに加入します。
複数クラブの争奪戦の中、高校とサッカーが似ているという理由で湘南を選びます。
そして開幕からスタメンを奪うと3年間をレギュラーとして過ごしました。
その間に世代別日本代表の常連となり東京オリンピック世代の左サイドバックの1番手となります。
2020年に更なる成長を求め鹿島に移籍をしてきます。
しかし同時期に新加入の永戸勝也とのポジション争いに敗れリーグ戦は7試合しか出場できませんでした。
翌年2021年も出番は少なく東京オリンピックのメンバーからも落選します。
すると8月に古巣の湘南にレンタル移籍をしました。
そして今季もレンタル移籍を延長しています。
湘南がよっぽど合うのか完全復活をしました。
3バックの左を任され絶対的な信頼を得ています。
E−1選手権では日本代表に選出され国内組ではトップクラスです。
鹿島はCBも左SBも手薄なポジションであり本来の実力を発揮してくれるなら必ず戻したい選手です。
後は本人の気持ち次第になります。
これほど湘南で活躍できる選手が鹿島で出場すらできないのは納得できないでしょう。
復帰してほしいですが可能性はかなり低いと思っています。

町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)
1997年8月25日(25歳)

2021-2022年シーズン
リーグ戦 11試合0得点(736分出場)
2022-2023年シーズン
出場なし

鹿島アントラーズユースのDFとして最大の出世株です。
190cmの左利きのセンターバックだけありずっと期待されてきました。
2016年のトップ昇格後5年間大事に育てられてきます。
そして2021年に初めて1年を通してレギュラーとして過ごしました。
高さを活かした空中戦の強さに加え、正確なフィードも持ち合わせます。
また昨季はセットプレーから5得点と攻撃面でも貢献してくれました。
鹿島の活躍が認められ東京オリンピックのメンバー入りもする飛躍の年となります。
2022年はいよいよ鹿島で無双するかと思いましたが海外に目を付けられます。
そしてベルギー1部のサン=ジロワーズにレンタル移籍をすることになりました。
日本とヨーロッパは日程が半年ずれているのでシーズン途中からの加入となるも比較的早くに順応します。
チームもレギュラーシーズンは1位であり、プレーオフで1934-35以来の優勝を逃すも2位という好成績を収めました。
しかし今季は臀部の負傷で開幕から欠場が続いています。
契約期間は2023年6月30日まででありこのままでは完全移籍は勝ち取れないと思います。
夏に鹿島復帰が濃厚ではないでしょうか。

杉岡は湘南へ完全移籍、町田は7月に鹿島復帰の可能性が高いと思われます。

しかし鹿島は昌子源と植田直通のCB両取りも噂されています。

現状CBは最も選手層が薄いポジションです。

鹿島のウィークポイントであり今季勝ち切れなかった要因でもあります。

ただ関川郁万もいますのでこれほど多くのCBを獲ることはまずないでしょう。

鹿島はこれまでも選手層は厚すぎず、薄すぎずにしています。

余剰戦力にするくらいなら若手の成長に期待するクラブなので獲っても1人だと思っています。

昌子か植田を獲れた場合には町田を他の海外クラブへ移籍させる方向で話を進めるかもしれません。

果たして来季のCBの陣容はどのようなものになるのでしょうか。

そろそろ正式なリリースもされる時期ですので楽しみに待っていようと思います。

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