10月12日は日本代表とベトナム代表のW杯アジア最終予選第5戦がミーディン ナショナル スタジアムで行われました。
結果は1−0での勝利です。
グループ最下位のベトナム相手に苦しみました。
それでも勝ち点3を取れたことを評価するのか難しいところです。
これで5試合を終えて3勝2敗の勝ち点9となりました。
この試合の直前に行われたオーストラリアvsサウジアラビアの試合が0−0のスコアレスドローでした。
そのため残り5試合で日本が2位以内に入れる可能性も高くなっています。
まずは試合を振り返ります。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK12 権田修一
DF2 山根視来
DF5 長友佑都
DF16 冨安健洋
DF22 吉田麻也
MF6 遠藤航
MF10 南野拓実
MF13 守田英正
MF14 伊東純也
MF17 田中碧
FW15 大迫勇也
前節のオーストラリア戦と同じフォーメーションでした。
日本は立ち上がりからボールを奪っては縦に速い攻撃を仕掛けていきます。
そして17分に中央で大迫のポストプレーから左の南野にボールが出ます。
これを南野がドリブルで運びクロスを上げると最後は走り込んできた伊東が流し込みました。
いい時間帯に幸先よく先制することができました。
しかしその後はなかなかいい形でシュートに持ち込めません。
ようやく40分にカウンターから伊東がドリブルで駆け上がり切り返しからニア上にスーパーシュートを決めます。
これで試合が楽になると思ったところでVARチェックが入ります。
かなり時間を費やしオンフィールドレビューの結果ゴールが取り消されます。
映像でもかなり微妙でしたが伊東のシュートコースに田中が入っておりそれがオフサイドを取られてしまったようです。
非常に残念なシーンでした。
後半も日本がボールを保持はしますが圧倒する試合内容ではありません。
63分に長友、南野から中山雄太、浅野拓磨の2枚替えをします。
さらに75分には田中、大迫に代えて柴崎岳、古橋亨梧を投入します。
そして柴崎が違いを生み出します。
81分にようやく決定機が生まれました。
左サイドの浅野からのマイナスのボールに柴崎が右足でシュートをします。
これがDFに当たり戻ってきたところを再度左足ボレーで狙いますがGKに防がれました。
さらに85分には左サイドで作った攻撃から最後は中央の柴崎が強烈なミドルシュートを打ちます。
GKがファンブルしたため守田が詰めますがゴールはなりません。
もうこの辺りから1−0で試合を終わらせようという雰囲気が出始めます。
最後は88分に守田から原口元気を投入しうまくサイドで時間を使いながら逃げ切りました。
今回はせっかく色々な選手を招集したのに結局起用されたのはいつものメンバーでした。
三笘薫はベンチのままで、調子の良かったJリーガーの旗手怜央、前田大然、上田綺世といった選手たちをベンチ外にしてきました。
一体、森保一監督はどういった理由で呼んだのでしょうか。
ベトナムとの力関係を考えれば起用するならこの試合でした。
次は初戦にホームで敗れたオマーン戦です。
次は内容よりも結果が求められる試合ですので新戦力を試しにくいのはわかります。
でもこの試合は今後のために色々試すべきでした。
ベトナム相手に1−0では誰も納得しません。
また日本が苦しい状況に追い込まれW杯出場が目標となっているのも寂しい限りです。
果たして日本はW杯に出場しベスト8以上の結果を出せるのでしょうか。
森保監督にはもう少し魅力的なサッカーをしてもらいたいです。
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