レネ・ヴァイラー退任【過去の監督交代後の成績は】

鹿島アントラーズ

8月7日にレネ・ヴァイラー監督の退任が公式HPより発表されました。

またドラガン・ムルジャコーチ、マヌエル・クレクラーフィジカルコーチも契約解除となっています。

昨年2021年4月14日にザーゴ監督は解任と発表されています。

両者に違いがあったのでしょうか。

チームは7月になってから急激に成績が下降します。

直近5試合は3分2敗と勝ちが無いだけでなく内容も全く振るいません。

さらに監督とディエゴ・ピトゥカとの不仲も噂されます。

リーグ得点ランキングトップの上田綺世の海外移籍により大きな戦力ダウンがありました。

そして染野唯月もファン・アラーノも移籍をしてしまいました。

またずっと指摘されていたディフェンスラインの補強もありません。

そんな中でレネ監督はよくやってくれたと思います。

今季はクラブ史上初のブラジル路線から欧州路線への変更がありレネ監督とコーチ陣が招聘されます。

しかしコロナの入国制限により合流は3月中旬にずれ込みました。

そのためわずか5ヵ月で変革は頓挫することになっています。

今まで鹿島アントラーズには確固たる哲学がありました。

その土台がしっかりしていたからこそ監督や選手が変わっても変わらず強豪クラブであることができました。

それが今ではどういう方針で進もうとしているのか全く見えません。

後任は岩政大樹コーチの就任が最有力とのことです。

これまでも日本人コーチの監督昇格で凌いできましたが川崎フロンターレや横浜F・マリノスとの差が広がってしまった感は否めません。

その数年で鹿島は王者から挑戦者になってしまいました。

今季の残り試合では必ずチームの方針を確立してほしいです。

ただクラブはある程度の成績を残すことを最低限の条件にしているはずです。

それは天皇杯制覇とリーグ戦での巻き返しです。

リーグでの優勝は現実的に厳しくなってはいますがACL圏内は確保をすることを期待しているはずです。

そこで監督交代後その目的を達成することは可能なのかを過去の成績から見てみます。

過去に鹿島アントラーズのシーズン途中での監督交代は今回が5度目です。

これまでの4回で監督交代後の成績がどのようなものだったのか調べてみました。

1998年 ゼ・マリオ
リーグ戦17試合15勝2敗
Jリーグチャンピオンシップ2勝
Jリーグ優勝
フランスワールドカップ期間中に合宿を行いましたが、そこでジョアン・カルロス監督と2日遅れて参加したジョルジーニョとの間に確執が生まれます。
選手がサッカーの主役という自論から7月7日に監督が辞任してしまいました。
そこで2ndステージからジーコから推薦されたゼ・マリオが正式に監督に就任します。
そして1stステージ5位から立て直しに成功します。
2ndステージで優勝しチャンピオンシップでジュビロ磐田を撃破しリーグ優勝です。

2015年 石井正忠
リーグ戦14試合11勝3敗
カップ戦5試合4勝1分
天皇杯2試合1勝1敗
ナビスコ杯優勝
トニーニョ・セレーゾの第2次政権です。
1stステージが8位でしたが2ステージ制だったこともあり2ndステージに期待をしていました。
それが2節で清水エスパルスにスコアレスドロー、3節では松本山雅FCに0−2で敗れるという失態を犯し2日後の7月21日に解任が発表されます。
そしてコーチであった石井正忠が監督に就任です。
そこから巻き返し2ndステージは2位まで押し上げます。
さらにナビスコ杯は優勝でタイトル獲得をします。

2017年 大岩剛
リーグ戦22試合16勝3分3敗
カップ戦2試合1勝1敗
天皇杯4試合3勝1敗
石井正忠監督が2015年から続いており国内タイトルも獲れていました。
しかし当時のクラブの目標はアジア制覇でした。
5月30日にACLラウンド16で広州恒大に2−1で勝利はしますがアウェイゴールの差で敗退が決まります。
すると翌日5月31日に解任が発表されました。
その後大岩体制でリーグ戦で順調に勝利を重ねます。
最終節で優勝できなかった印象が強いですが22試合で勝ち点51とかなりのハイペースで勝ち点を獲得していました。

2021年 相馬直樹
リーグ戦29試合18勝4分7敗
カップ戦8試合3勝3分2敗
天皇杯4試合3勝1敗
2020年に就任したザーゴ監督の1年目の成績は満足できるものではありませんでした。
しかし2年目を期待し続投させます。
それが2年連続で開幕ダッシュに失敗し第9節で解任されます。
その後相馬監督は守備の構築から着手し伝統的なしぶといサッカーを繰り広げます。
引き継いだ時は15位でしたが最終的に4位まで押し上げます。
29試合で勝ち点58と優勝ラインを達成していました。

これまでの4回は全てV字回復に成功しています。

鹿島は解任ブーストがかかりやすいクラブと言えます。

残りのリーグ戦10試合を9勝1敗で乗り切ったとして優勝できるか微妙なラインです。

それでもこれに近い成績を残せば3位以内には間違いなく入ることはできるでしょう。

ただ一過性のものであっては何の意味もありません。

今回はクラブ初の2年連続シーズン途中での監督交代です。

2015年から8年間で4回目でありクラブの迷走が伺えます。

2年に1回のシーズン途中の監督交代は多すぎです。

今度こそ未来に繋がる投資をしてもらいたいと思います。

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