第4節アビスパ福岡戦を振り返って【5年ぶり昌子源復帰も連勝を逃す】

鹿島アントラーズ

3月12日は第4節アビスパ福岡戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は0−0の引き分けです。

40分ほど数的不利な状況の中でも選手はよく戦ってくれました。

それだけに勝ちたかったです。

まずは試合を振り返っていきたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF3 昌子源
DF2 安西幸輝
MF25 佐野海舟
MF21 ディエゴピトゥカ
MF14 樋口雄太
MF15 藤井智也
FW40 鈴木優磨
FW13 知念慶

前節の横浜FC戦まで開幕からリーグ戦は3試合連続で同じスタメンでした。

そして4試合目にしてついに昌子源が鹿島アントラーズの選手として帰ってきました。

2018年のクラブW杯準決勝レアル・マドリード戦以来約5年ぶりの鹿島のフニフォームです。

試合は立ち上がりから福岡に押される展開となります。

セカンドボールを拾われなかなか繋いで攻撃に移ることができません。

この試合では前線を右に知念、左を藤井にしましたがなかなか機能しませんでした。

その中で何本か福岡にチャンスはありましたが鹿島も体を張った守備で得点を許しません。

そして36分にようやくチャンスを生み出します。

左サイドからピトゥカが低いクロスを入れます。

これを知念がバックヘッドで逸らすと鈴木が勢いよく飛び込みました。

足に当たれば1点ものでしたが、わずか合わず触ることができませんでした。

さらに44分には安西のクロスが相手DFにはじき返されます。

このボールを樋口が抜群のテクニックでかわし左足でシュートもバーを越えてしまいました。

前半の最後はいいイメージを持って終わることができました。

後半は知念と藤井のポジションを変更しこれからという時間帯に不運な判定が訪れます。

53分に山岸祐也を佐野が背後から引っ張ったとして2枚目のイエローカードで退場となってしまいました。

前半にも微妙な判定で警告をもらっており納得はいきません。

しかし佐野は1枚イエローカードをもらっていた状況で軽率なプレーでもありました。

ただ10人になった鹿島はここからエンジンがかかり始めます。

60分には藤井の右からのクロスを相手DFがクリアをします。

中央で待っていたピトゥカの足元に入ると左足で強烈なミドルシュートを放ちますがGK正面でした。

64分には左サイドに流れたボールを知念が追いかけCKを獲得します。

相手GKが出ているのを見るとすぐにボールを受け取り直接狙いますがサイドネットに当たってしまいます。

本当に移籍してきたばかりですが鹿島らしいプレーを見せてくれる選手です。

直後にも知念のパスから安西がシュートと惜しいシーンが出始めます。

そして68分に藤井から松村優太へ1枚目の交代カードが切られます。

すると70分頃からスタジアムの熱量が上がりもの凄い声援となりました。

さらに76分に知念からアルトゥール カイキに交代します。

86分には安西、樋口、鈴木から広瀬陸斗、土居聖真、垣田裕暉と3枚替えで最後の勝負に出ます。

そして93分にピトゥカのCKからカイキがオーバーヘッドで狙います。

こぼれ球を土居が右足で思い切り狙いますがコースに入った奈良竜樹にクリアをされてしまいました。

残り時間はわずかとなり、早川のロングフィードから左サイドを崩し松村のフィニッシュもありましたがうまくヒットできません。

終盤は怒涛の攻撃で得点の雰囲気はありましたが悔しいスコアレスドローとなりました。

岩政監督からも試合後にコメントがありましたが鹿島にとって不利な判定がずっと続いています。

この試合も10人の時間帯が長い中で選手はよくやってくれました。

きっと報われる時は来るのでブレずに戦ってほしいです。

ただ鹿島は岩政監督の初陣となった昨年2022年の第25節アビスパ福岡戦以降5試合ホームで勝ちがありません。

優勝を狙う上ではホームで勝利をし勢いを持ってアウェイも戦っていきたいです。

まだ序盤戦でありここから厳しい戦いが待っています。

サポーターもさらにホームでいい雰囲気を作り、選手を後押ししたいです。

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