7月2日は第19節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われます。
鹿島アントラーズにとって正念場と言える試合です。
鹿島は第14節の浦和レッズ戦に引き分けるとここ5試合を1勝3分1敗と失速中です。
内容も苦しい試合ばかりであり思うようなサッカーができていません。
レネ・ヴァイラー監督の求める強度の高い、縦に速いサッカーも影を潜めています。
首位横浜F・マリノスはリーグ戦4連勝と波に乗ってきました。
2位鹿島との勝ち点差も3になり得失点差は11も離されました。
実質2試合の差を付けられてしまいこれ以上引き離されるわけにはいきません。
どんな内容であれ勝利のみが求められています。
対する柏も勝ち点30の5位と優勝争いに絡んでいます。
しかし前節のマリノス戦で0−4と完敗でした。
ネルシーニョ監督のことですのでしっかり守備を立て直してくるでしょう。
普段よりも守備意識の高い試合になると思うので鹿島としては少ないチャンスを決め切りたいです。
これまで柏とのリーグ戦対戦成績ですが51試合行っており、30勝6分15敗です。
得点は94、失点は69となっています。
勝率は58.8%とかなり高くなっています。(全体では1008試合で558勝146分304敗の勝率55.4%)
過去6年間の対戦成績は以下の通りです。
2016年
4月24日1st第8節 ●0-2
9月10日2nd第11節 ●0-2
2017年
7月2日第7節 ○3-2
11月26日第33節 △0-0
2018年
7月22日第17節 ○6-2
11月6日第32節 ○3-2
2020年
8月29日第13節 ○3-2
11月25日第29節 ●1-4
2021年
4月7日第8節 ○2-1
7月11日第22節 ●1-2
2022年
3月6日第3節 ○1-0
2019年は柏がJ2でしたので対戦はありませんでした。
ここ11試合は6勝1分4敗となっています。
2016年は2試合とも0-2で敗れダブルを食らわせられました。
しかしそれ以降は相性の良い相手と言えます。
今季の前半戦では背番号10になった荒木遼太郎の初ゴールで完封勝利をしています。
途中出場からチームを活性化させるプレーを見せてくれました。
その荒木は腰椎椎間板ヘルニアで離脱中です。
復帰が待ち遠しいですね。
鹿島の注目選手は仲間隼斗です。
古巣相手ということでいつも以上に気合いが入っていると思います。
さらに怪我から復帰後は公式戦5試合で3得点と調子の良さを感じます。
これまで2列目から飛び出してくるタイプが少なかったので新たなバリエーションになっています。
今節も得点に繋がるプレーに注目です。
ここから公式戦5連戦が始まります。
またナイトゲームと言え30℃近い気温が予想されています。
上田綺世もベルギーへの移籍が濃厚となり出場はしない見通しです。
厳しい戦いになりそうですが総力戦で勝利をもぎ取りたいです。
【2022年リーグ戦ゴール、アシスト】
ゴール
上田綺世 10
鈴木優磨 6
アルトゥール・カイキ 5
荒木遼太郎 1
三竿健斗 1
ファン・アラーノ 1
松村優太 1
樋口雄太 1
土居聖真 1
染野唯月 1
仲間隼斗 1
アシスト
鈴木優磨 7
樋口雄太 4
アルトゥール・カイキ 3
和泉竜司 3
ディエゴ・ピトゥカ 2
上田綺世 2
土居聖真 1
荒木遼太郎 1
常本佳吾 1
ブエノ 1
松村優太 1
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