9月16日は第30節サガン鳥栖戦が駅前不動産スタジアムで行われます。
鹿島アントラーズにとっては3月11日に行われた第4節ヴィッセル神戸戦以来のフライデーナイトJリーグです。
今節唯一の金曜開催のゲームのため注目度の高い試合となっています。
現在鹿島はもがき苦しんでいます。
岩政監督に交代後リーグ戦を5試合戦い1勝3分1敗です。
初戦のアビスパ福岡戦こそ完封勝利をするもその後は失点が続いています。
特にセットプレーからやられるシーンが目立ち改善できていません。
また攻撃では中盤を支配する時間もできつつありますがなかなかシュートに繋がっていません。
荒木遼太郎が怪我から復帰したので昨年のように1.5列目で輝くシステムを採用してほしいです。
そして早くも来季を見据えメンバーやシステムを試行錯誤しています。
現状は主力組とサブ組の差がはっきりしてしまっています。
ここを埋めていきチームで方向性を統一したいところです。
対する鳥栖は中位に落ち着きACL争いにも降格争いにも関わっていません。
このような相手に岩政監督のやりたいサッカーを試してもらいたいですね。
これまで鳥栖とはリーグ戦では21回対戦があり通算成績は10勝4分7敗です。
勝率は47.6%と5割を切っています。(全体では1019試合で560勝151分308敗の勝率55.0%)
21試合で得点は27、失点は18となっています。
両チームともに得点が少ないです。
以下がここ7年間の対戦成績です。
2016年
3月5日1st第2節 ○1-0
7月30日2nd第6節 ●0-1
2017年
4月30日第9節 ○2-1
9月30日第28節 ●0-1
2018年
3月18日第4節 ○1-0
12月1日第34節 △0-0
2019年
5月26日第13節 ●0-1
7月20日第20節 ○2-1
2020年
8月8日第9節 ○2-0
10月14日第22節 ○2-0
2021年
5月22日第15節 ●1-2
11月27日第37節 ○1-0
2022年
5月25日第15節 △4-4
ここ13試合では7勝2分4敗です。
通算成績より勝率を上げてきています。
そして記憶に新しい今季の前半戦での対戦は史上稀に見る乱打戦となりました。
元鹿島の小泉慶の移籍後初ゴールなどもあり0-3とビハインドを負います。
しかしここから鹿島の反撃が始まります。
こちらも元鳥栖のリーグ戦移籍後初ゴールで1点を返すとアディショナルタイムの2得点で4-3と逆転に成功します。
勝利目前までいきますがラストワンプレーで決められてしまい結局4-4でした。
鹿島にとっては滅多に見ないスコアとなります。
さらにアウェイの駅前不動産スタジアムでは成績が悪いです。
鹿島はこれまでリーグ戦10試合を戦い4勝1分5敗と負け越しています。
昨季のアウェイゲームでは当時は敵であった樋口雄太に決勝点を決められ逆転負けを喫しました。
今はチームメイトとなり頼もしい限りです。
今節では樋口には慣れ親しんだスタジアムで鹿島の選手として古巣相手にゴールを期待しています。
そしてチームを勝利に導いてほしいです。
9月14日に未消化であった第26節の京都サンガF.C.vs横浜F・マリノスが行われています。
マリノスが2−1で勝利し鹿島との勝ち点差は12まで広がりました。
鹿島は残り5試合、マリノスは残り6試合です。
次節マリノスが勝ち、鹿島が引き分け以下になると数字上鹿島の優勝が無くなります。
またマリノスに勝たれると鹿島が勝っても得失点差でほぼ優勝が無くなる一戦です。
いよいよ崖っぷちに立たされました。
いくらチーム作りの途中であってもあっさり優勝の可能性を0にしたくはありません。
少しでも食い下がれるよう勝利して他会場の結果を待ちたいです。
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