これから復活の狼煙を上げてほしい、土居聖真

鹿島アントラーズ

5月21日は土居聖真の誕生日です。

1992年生まれなので今年で30歳になります。

そして今年はJ1第14節の浦和レッズ戦当日です。

サッカー選手の現役生活の中で、誕生日当日に試合があるのは一生に一度あるかないかではと思います。

ぜひ本人にもサポーターにとっても記憶に残る試合になってほしいですね。

直近のルヴァン杯ガンバ大阪戦ではスタメン、フル出場にもかかわらず最後まで走りチームの勝利に貢献しました。

さらに2ゴールを決めています。

最近はほとんど試合に出ておらず久しぶりの出場でもここまでできるのは日々の努力の賜物です。

やはり鹿島アントラーズの背番号8を背負う選手として活躍してくれないと困ります。

これからもっと輝く姿を見たいです。

土居は山形県山形市で生まれ小学生時代は県で有名な選手でした。

そしてベガルタ仙台ジュニアユースに入団することが決定していましたが小学生の最後に出場したフットサルの全国大会が終わった後に鹿島に目を付けられます。

セレクションの末に急遽鹿島アントラーズジュニアユースへ加入することが決定しました。

流石に山形から鹿嶋に通うことはできない距離なので母親と2人暮らしをしながらプロ選手を目指す日々が始まります。

子供の夢に懸けて慣れない土地に一緒に引っ越すなんて素敵なお母様です。

そこからユース、トップへと順調に駆け上がっていきます。

2011年の同期入団は柴崎岳、梅鉢貴秀、昌子源と4人であり1998年組の再来と言われました。

柴崎は1年目の夏頃からレギュラーになりつつありましたが土居はなかなか出番に恵まれません。

1年目はリーグ戦2試合0得点、2年目はリーグ戦4試合0得点と目立った活躍はありませんでした。

しかし2013年にトニーニョ・セレーゾ監督になってから評価され始めます。

8月3日第19節大宮アルディージャ戦でスタメンを勝ち取るとゴールこそ奪えませんでしたが何度もチャンスを作り爪痕を残します。

そしてこの試合を境にレギュラーに登り詰めました。

この年の9月21日第26節ジュビロ磐田戦で初ゴールも決めてシーズン15試合2得点と飛躍の足掛かりを掴みます。

そして翌年の2014年はリーグ戦34試合全試合出場を達成し完全に主力に定着しています。

さらに2015年から鹿島の伝統の8番を背負うようになりました。

その後も監督が代わっても毎年リーグ戦で30試合ほどは出場しておりチームに欠かせない選手です。

そんな土居がレギュラーになって以降初めてと言っていいほど今季は出場時間が激減しています。

レネ・ヴァイラー監督の求める縦に速いサッカーにまだ馴染みきれていません。

おそらくキャプテンとして自分自身が最ももどかしい日々を送っていることでしょう。

どこか顔にも出ており元気がありません。

早く満面の笑みを見たいです。

土居はここまでプロ入り後J1通算283試合出場49得点となっています。(5月20日現在)

これは鹿島アントラーズ歴代で出場数は第10位、得点数は第8位タイです。

既にレジェンドの仲間入りをしたと言えますが、まだまだ年齢的にも成績を伸ばせると思います。

バースデーゴールで節目の50得点、そしてチームを首位に浮上させる勝利を期待しています。

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