第12節ガンバ大阪戦において今シーズンの右サイドバック問題が生じました。
まずは今シーズンのレギュラーであった広瀬陸斗が開始16分で怪我のため交代。
そして内田篤人を急遽投入もこの試合限りで引退。
右サイドバックの本職であった2人が1試合でいなくなりました。
あと残っているのは伊東幸敏のみです。
伊東は2012シーズンに静岡学園から高卒入団し鹿島一筋ではあるものの怪我がちでありレギュラーで1年を通して活躍したことはありません。
去年も右サイドバック問題は起こっており今年はどうなるのでしょうか。
そもそもこの問題は2018シーズン末の西大伍の移籍に始まります。
西は2011年にアルビレックス新潟から鹿島に移籍しており、日本代表として国際Aマッチに2試合出場しています。
鹿島ではほぼレギュラーとして活躍しACL獲得にも貢献しました。
2017、2018年と2度ベストイレブンにも輝いています。
しかし2018シーズンは引退した内田篤人がドイツから帰ってきたことにより出番は少し減っていました。
それが原因かはわかりませんがこの年でヴィッセル神戸に移籍してしまいます。
そのため2019シーズンは内田篤人、伊東幸敏の2人で争うことになりましたが怪我もありなかなか出場できません。
仕方なくボランチが本職の永木亮太、小泉慶で回すことになりました。
どちらかと言うと2人とも守備の選手でしたので右からの攻撃面で課題が出てしまいました。
去年のリーグ戦の先発試合を調べてみました。(数字は節)
データで見ると前半戦を内田と安西、中盤戦を永木と小泉、後半戦を伊東と内田と言う感じでしょうか。
1年を通して出場した選手はいませんでした。
そして今年本職の広瀬陸斗が加入しました。
今年のリーグ戦先発試合も調べてみました。(数字は節、12節終了時点)
連戦であったにも関わらずほぼ広瀬が出場していました。
それだけにこの離脱はチームとしてかなり痛手です。
早期復帰を願います。
一体これから誰が右サイドバックを担うのか注目です。
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