広瀬陸斗、左ハムストリング筋損傷で全治2ヵ月

鹿島アントラーズ

7月29日に公式HPで広瀬陸斗が7月25日の練習中に左ハムストリング筋を損傷したことが発表されました。

全治は2ヵ月とのことで重傷です。

広瀬は2017年と2018年に2度ハムストリングの肉離れをしています。

そのため数年経っていますが完治していないのかもしれません。

ハムストリング筋損傷はよく聞く怪我です。

鹿島アントラーズでも最近では、遠藤康が天皇杯2回戦のY.S.C.C.横浜戦で右ハムストリング筋損傷の約4週間の診断を受けています。

サッカー選手のみならずテニス、バドミントンなどのスプリントを繰り返す必要の多い競技で増加傾向にあります。

筋肉や腱の修復が不十分で復帰すると再発を繰り返してしまいます。

安部裕葵も2020年の1年間にバルセロナBで3度同箇所の負傷をしていました。

そのため焦らずじっくり治してもらいたいです。

その広瀬ですが鹿島アントラーズには昨年2020年に移籍してきました。

そして今年は選手会長に就任しています。

しかし選手としては出場機会が激減しており勝負の時期でした。

今季はリーグ戦でたった6試合しか出場していません。

その内スタメンは4試合で出場時間は357分しかありませんでした。

それだけにこの負傷離脱は本人にとってショックでしょう。

広瀬は2014年に高卒でJ2の水戸ホーリーホックに加入します。

高卒ルーキーながらJ2リーグで30試合に出場しレギュラーになります。

その後4年間をJ2徳島ヴォルティスで97試合、2019年には横浜F・マリノスで20試合とずっと試合に絡んできた選手です。

鹿島での1年目の2020年はリーグ戦に15試合出場でしたが第12節のガンバ大阪戦で右大腿二頭筋損傷の全治2ヵ月の怪我を負っています。

そのため出場試合数は少なかったですがザーゴ前監督に気に入られており右サイドバックの1番手であったことは間違いありません。

そして今季も序盤は小泉慶との併用ではありましたがまずまず起用されておりパフォーマンスも悪くはありませんでした。

しかしザーゴが解任され相馬直樹監督に交代すると起用されなくなります。

まず右サイドバックのレギュラーは常本佳吾に固定されます。

さらに小泉はトップ下やボランチなど右SB以外のボジションでの起用が多くなるにもかかわらず、広瀬はベンチ外になることも少なくありませんでした。

相馬監督はDF出身なのでサイドバックには守備をかなり重視していると思われます。

広瀬はクロスの精度など攻撃面での貢献度が高いのですが、常本の守備力を見ると起用したくなる理由もわかります。

復帰した際には監督の求めることを遂行し常本とのハイレベルなレギュラー争いを演じてもらいたいです。

内田篤人からは引退時には鹿島のサイドバックとして試合に出るなら日本代表を目指せと言う話があったようです。

それほど周りからは期待されています。

まだ25歳とこれからの選手です。

ぜひこれからの活躍を楽しみにしています。

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