今年2021年のJリーグ制覇は悲願です。
これまで鹿島アントラーズがリーグ優勝できなかった最長期間は2010~2015年の6年です。
現在2017年から優勝は遠ざかっていますので今年優勝を逃すと5年でワースト2位タイの記録になります。(前回は2002~2006年)
ただ過去のリーグ優勝していなかった年は他のタイトルを獲っています。
2002年はナビスコ杯、2010年は天皇杯、2011年、2012年、2015年はナビスコ杯です。
しかし今回はこの4年間一つも国内タイトルを獲れていません。
これは2003~2006年の4年に並ぶワースト記録になります。
サポーターはタイトルに飢えています。
もう是が非でもリーグ優勝が欲しいです。
そこで今回はどういったクラブから勝ち点をもぎ取り優勝できるかを考察してみたいと思います。
まずは優勝にはどのくらい勝ち点が必要かです。
通常優勝するには試合数×2の勝ち点が必要になると言われています。
2005年から現行の34試合の1ステージ制になりました。
そこで2020年までの16年間の最多勝ち点を調べたところ平均69.3でした。
ほぼ当てはまっている数字です。
ただここ6年の内5回が勝ち点70を超えていますので少しずつ上昇傾向にあります。
そして今年異例なのがJ1クラブは20チームになりました。
昨年J2降格がなかったため昨年のJ1の18クラブにJ2の上位2クラブが昇格しています。
本来であればJ2のクラブが2つ追加される訳ですからここは勝ち点を取らないといけません。
それらを考慮すると勝ち点82が優勝ラインになってくると思われます。
もし昨年の川崎フロンターレのようなチームが現れてしまったらどうにもなりません。
それが鹿島アントラーズであることを期待しましょう。
ここからは現実的に勝ち点82を取るにはどのような星勘定をしていくかを見てみます。
まずは徳島ヴォルティス、アビスパ福岡の2クラブからは4試合全てで勝ち点3を取りここで勝ち12を稼ぎます。
残り勝ち点70を昨年のJ1クラブから取りにいきます。
昨年2020年の順位とその対戦相手の成績です。(左が前半戦、右が後半戦)
1 川崎フロンターレ ●△
2 ガンバ大阪 △●
3 名古屋グランパス ○●
4 セレッソ大阪 ○△
5 鹿島アントラーズ
6 FC東京 △○
7 柏レイソル ○●
8 サンフレッチェ広島 ●○
9 横浜F・マリノス ○○
10 浦和レッズ ●○
11 大分トリニータ ○●
12 北海道コンサドーレ札幌 ●●
13 サガン鳥栖 ○○
14 ヴィッセル神戸 △○
15 横浜FC ●○
16 清水エスパルス ○○
17 ベガルタ仙台 ○○
18 湘南ベルマーレ ●○
上記のように18勝5分け11敗の勝ち点59でした。
そのため勝ち点11の上乗せが必要になります。
前半戦の不調時に当たったとは言え横浜FC、湘南ベルマーレに負けるのは論外です。
ここは両方とも確実に勝ちたい試合です。
あとコンサドーレに2連敗もあり得ないです。
どちらか1試合は必ず勝ちたいです。
そして川崎フロンターレに1勝はしたいですね。
川崎には2016年から5年間リーグ戦は4分け6敗と全く勝てていません。
2017年に72の同勝ち点で優勝を逃した時もダブルを食らわされています。
結果的に直接対決で落とした勝ち点が響きました。
やはり優勝を争うクラブに勝ち点6をプレゼントしてしまうのはよろしくありません。
今年は第32節がホームで川崎フロンターレとの対戦があります。
早くもその試合が今シーズンの優勝を懸けた大一番になる気がしています。
10月16日か10月17日ですのでその頃には満員のカシマサッカースタジアムで大声援の中、選手を後押しできたらいいですね。
以上このようにいけば勝ち点83になりますので優勝できる可能性はかなり高くなります。
現実は理想通りにならないのでうまくいくとは思っていません。
多少は勝ったり負けたりが変わってくることもあります。
ただ川崎には勝って優勝できたら最高ですね。
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