第27節川崎フロンターレ戦を振り返って【王者を追い詰めるも勝利はならず】

鹿島アントラーズ

8月27日は第27節川崎フロンターレ戦が等々力陸上競技場で行われました。

結果は1−2の惜敗です。

またしても鬼門で勝利はなりませんでした。

これで丸7年間も川崎に勝てていません。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォンスンテ
DF2 安西幸輝
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF22 広瀬陸斗
MF21 ディエゴピトゥカ
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
FW33 仲間隼斗
FW17 アルトゥールカイキ
FW40 鈴木優磨

ポジション表記は4-3-3でした。

どうなるかと思いましたが実際は中盤がダイヤモンド型の4-4-2でした。

まずサイドバックは右に安西、左を広瀬にします。

また中盤のトップ下に仲間を配置し前線への飛び出しを期待します。

試合は前節の湘南戦と変わり鹿島がセカンドボールを拾いボールを支配するスタートでした。

これまでは川崎戦は受け身になることが多かったですが主体的にゲームを進めます。

しかし川崎も落ち着いて対応します。

そして6分に川崎は右サイドで山根視来、脇坂泰斗、家長昭博のトライアングルでペナルティエリアに侵入してきます。

ピトゥカがドリブルをしてきた家長を後ろから倒してしまいPKを取られてしまいました。

8分に家長自らが左上の絶妙なコースに蹴り込み先制をされてしまいます。

さらに川崎は逆サイドからも攻撃を仕掛けてきます。

13分にマルシーニョがカットインしてきたところをピトゥカが足を掛けてしまいファウルを取られます。

14分に脇坂はこのFKを低い弾道で蹴り込んできました。

そのままゴール前を抜けてファーサイドに吸い込まれてしまいます。

あまりに手痛い2失点目でした。

その後21分にマルシーニョ、26分にもジョアン シミッチと決定的なピンチがありましたがスンテが防ぎゲームを壊しません。

すると徐々に鹿島もペースを戻してきます。

特に飲水タイム明けからは何度もセットプレーを獲得しゴールを狙います。

しかしシュートが打てずゴールが遠い前半となりました。

後半も開始から攻めの姿勢を崩しません。

開始早々に左サイドから広瀬が大きなクロスを上げます。

ペナルティエリア内で鈴木へのカバーに入った登里享平の左手に当たったように見えます。

しかしVARのチェックが入りますがハンドは取ってもらえません。

映像で見る限り当たっていますが何とも言えない判定です。

それでも左サイドを中心に攻撃を組み立てていきます。

52分に樋口がペナルティエリア左角付近から高速クロスを供給します。

仲間がわずかに頭でコースを変えてネットを揺らしました。

これで1点差になりさらに動きが良くなります。

56分には中央から樋口が左足で強烈なミドルシュートを打ちますが丹野研太に弾かれてしまいます。

すると61分に仲間に代えて舩橋佑を投入します。

さらに72分には樋口、和泉から中村亮太朗、エレケと攻撃に比重を置いていきます。

鹿島のペースにはなりますが効果的なシュートもなく決定機を作ることはできません。

最後は88分にカイキからFWとしてブエノを投入します。

パワープレーに期待するも川崎にうまく守り切られ1−2で敗戦です。

シュートが8本で枠内シュートが2本ではなかなか得点は奪えません。

2失点してからも気落ちすることなく選手は最後まで諦めていませんでした。

しかし90分を通して試合巧者であったのは川崎です。

かつて鹿島がやりたかったサッカーでした。

これで川崎には今季ダブルを食らうことになりました。

確かに後半の内容は躍動感がありこれからの未来に期待できるものです。

ただ道のりはまだ長いようにも感じます。

どうにか岩政監督には愛する鹿島アントラーズを立て直してもらいたいです。

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