白崎凌兵まで放出でどうなる選手層【サガン鳥栖にレンタル移籍】

鹿島アントラーズ

8月11日に白崎凌兵がサガン鳥栖にレンタル移籍することが公式HPで発表されました。

8月10日には杉岡大暉の湘南ベルマーレへのレンタル移籍と小泉慶のサガン鳥栖への完全移籍が発表されており連日の放出になります。

一体鹿島アントラーズに何が起こっているでしょうか。

これまでは若手の海外移籍やシーズンオフに出場機会の無い選手が移籍することはありました。

しかしこれほどある程度戦力として計算されている選手がシーズン途中に国内のライバルチームに移籍することはありませんでした。

本当に驚きでしかありません。

白崎に関しては2019年に清水エスパルスから加入してきました。

2019年の大岩監督時代にはまずまず出場していましたが翌2020年にザーゴに監督が代わると怪我もあり出番は激減します。

そして2021年もザーゴ監督からは信頼は得られずベンチ外になることも多くありました。

しかし相馬監督になると評価が一変します。

本来の左サイドハーフだけでなくトップ下でも先発し、試合途中にはボランチを務めることもありました。

リーグ戦では監督交代後は第22節柏レイソル戦までの13試合で第21節の名古屋グランパス戦の1試合を除く12試合で出場しています。

その内10試合がスタメン出場と完全に主力になっていました。

それだけに直近第23節湘南ベルマーレ戦でベンチ外であったことは不可解ではありました。

白崎は中盤のパサーにしては181cmと高さがあります。

その上で抜群のテクニックがありサイドバックを活かすプレーも得意です。

左SBでガンガン仕掛けていく安西幸輝が復帰したことで2人の連携を楽しみにしていました。

それだけに今回レンタル移籍とは言えいなくなることは残念で仕方ありません。

ここまで移籍が発表されたのか杉岡が今年23歳、小泉が26歳、白崎が28歳です。

年齢的には中堅の選手でありサッカー選手として1番いい時期です。

さらに戦力的にも絶対的なレギュラーではないにしろベンチ入りの18人に入る可能性が高い選手たちでした。

サッカーは出場する11人のみでするわけではありません。

ベンチワークも必要でありそう考えると重要な選手です。

特に3人とも相馬監督になり以前より評価が高くなり出場機会が増えた選手たちです。

これからという時期に移籍はどうも腑に落ちません。

今まではベンチ外が多く彼らの代わりとなる選手はいるのでしょうか。

杉岡の左SBのところは安西が加入していますのでどうにかなりそうです。

怪我がなければ永戸勝也とのローテーションで乗り切れるでしょう。

小泉の穴は右サイドバックなら広瀬陸斗、ボランチなら永木亮太がいます。

若手なら舩橋佑がおりザーゴには気に入られていた逸材なので覚醒を期待したいです。

ただ1人で複数ポジションをこなせることを考えると移籍は痛いです。

白崎の左SHは和泉竜司かアルトゥール カイキになりそうです。

ただ和泉は怪我から復帰後存在感を出せておらず、カイキもなかなかフィットしているとは言い難いです。

須藤直輝も面白い選手だとは思いますが試合に絡めるまでには2年くらいはかかりそうな気がします。

こうして見るとどうにかなりそうな感じはしますが総合的には戦力ダウンです。

これからリーグは3位を目指すには負けられない試合が続きます。

またルヴァン杯、天皇杯も勝ち上がっているためタイトル獲得までを見据えると試合数は増えてきます。

本来この時期の移籍なら出番が限られている小川優介、染野唯月、舩橋、須藤辺りがベストでした。

今回の移籍は流石にチームからとは思えないため選手個人の意思が働いたものだと思います。

より良い環境でプレーすることは選手にとって重要なことなので否定はできません。

しかし鹿島アントラーズのサポーターとしては複雑です。

これまで出番が少なくともチームのためにプレーしてくれているクォン スンテ、永木亮太、遠藤康には感謝しかありません。

もう今シーズンは残ったメンバーでやっていくしかないので力を合わせて必ずタイトルを獲りましょう。

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