まだ噂の段階ですがドイツ・ブンデスリーガ2部のシャルケ04が上田綺世のレンタル移籍を模索しているとのことです。
シャルケは言わずと知れたドイツの名門ですが今季は2部生活でした。
しかし1年で1部復帰を決めています。
来季のため今夏は戦力補強を大きくしてくるものと思われます。
レンタル移籍中の日本代表、板倉滉をマンチェスター・シティから完全移籍で獲得するようです。
さらに上田獲得のためDFオザン・カバクとMFアミーヌ・アリの2人を放出し移籍金を捻出するとのことです。
かなり具体的な話になっており完全なデマではなさそうですね。
果たしてどうなるのでしょうか。
シャルケは日本でも馴染みのあるクラブです。
特に鹿島サポーターからしたら内田篤人が約7年所属しており耳にしているでしょう。
未だにウッシーと呼ばれ愛されています。
そしてこの頃がシャルケの黄金時代でした。
リーグ優勝こそありませんでしたが常に上位に居続けます。
また2010−2011シーズンはDFBポカール(ドイツ杯)で優勝し9年ぶりのタイトルを獲得しています。
翌年2011−2012シーズンにはチャンピオンズリーグ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れるもクラブ初のベスト4になりました。
しかしここ3年は二桁順位になっており2部に降格とかつての面影はありません。
名門復活に向けていい選手を獲得しようとしています。
内田、板倉と日本人選手も所属しておりJリーグもチェックしていたと思います。
また鈴木優磨がシント=トロイデンに所属していた時に契約寸前までいったという話もありました。
マーケット最終日に話が動き書類にもサインしましたが間に合わなかったようです。
背番号も内田と同じ22番に決まっていたようで移籍していたらどうなっていたのでしょうか。
日本人選手にも友好的なクラブのため移籍先としては良さそうです。
上田は1998年8月28日生まれなので今年24歳になります。
年齢的には今が適齢期であることは間違いありません。
世界的に見れば遅いくらいです。
ただ個人的な気持ちとしてはせめて今季いっぱいは鹿島アントラーズの選手としてプレーしてほしいです。
得点王を狙える位置にいるのでしっかり獲得しチームをリーグ優勝に導いてほしいと思います。
このくらいの活躍ができればおそらくカタールW杯のメンバー入りはできるでしょう。
また最新の市場価値では120万ユーロ(約1億6000万円)となっています。
いくら日本人の市場価値が低いと言ってもこの金額は安すぎます。
この金額では同レベルのFWを獲得することはできません。
裏への抜け出しからのチャンスメイク、そしてシュートのうまさは一級品です。
そして対空時間の長い打点の高さもあります。
両足から繰り出されるパワーシュートもあり本当に万能型ストライカーに成長しました。
鹿島からこのような選手が誕生し誇らしいです。
W杯で活躍して正当な評価をされる選手になりそれから海外に羽ばたいてほしいです。
そして世界に名を轟かせる選手になってほしいと心から願います。
もう少し情報が出てくるまで注視したいと思います。

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