2021年ACLの日程発表【鹿島は悪夢から1年】

Jリーグ

1月27日にマレーシアのクアラルンプールで2021年度のACLのグループステージの抽選が行われました。

まずは日本勢の入ったグループを確認します。

グループG
江蘇蘇寧(中国)
名古屋グランパス(日本)
ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
東地区プレーオフ勝利チーム(浦項スティーラーズ(韓国)対ラチャブリFC(タイ)の勝者)

グループH
全北現代(韓国)
ガンバ大阪(日本)
タンピネス・ローバーズ(シンガポール)
シドニーFC(オーストラリア)

グループI
川崎フロンターレ(日本)
広州恒大(中国)
ユナイテッド・シティ(フィリピン)
東地区プレーオフ勝利チーム(大邱FC(韓国)対チェンライ・ユナイテッド(タイ)の勝者)

グループJ
山東魯能(中国)
ポートFC(タイ)
傑志SC(香港)
東地区プレーオフ勝利チーム

そして1月25日にはマッチスケジュールが発表されています。

まずセレッソ大阪が参加するプレーオフは4月14日にメルボルン・シティ(オーストラリア)とシャン・ユナイテッド(ミャンマー)の勝者と行います。

プレーオフに勝てば出場権を獲得しJ組に入ることが決まっています。

ACL東地区のグループステージですが4月21日から5月7日の間に6試合を行います。

中2日で6試合なので相当な過密スケジュールですね。

開催場所は未定ですがセントラル開催とのことです。

そのため短期間のチームの勢いがかなり左右されそうです。

この組み合わせを見ると川崎フロンターレとガンバ大阪が手強いグループに入りましたね。

ガンバはACL出場が10回目で日本勢最多となります。(鹿島は9回)

2008年に優勝していますしアジアでの戦い方は熟知していると思います。

川崎は圧倒的な戦力があるのでどうにかなるでしょう。

名古屋グランパスは十分勝ち抜けるグループ、セレッソ大阪は本戦出場ができれば易しいグループになりました。

ただ今回から出場チーム数が従来の32から40に拡大されています。

そのため5組の各1位チームと、2位のうち成績上位3チームが決勝トーナメントに進出することになります。

以前のようにグループ2位までが自動的に決勝トーナメントに進出できるわけではありません。

基本的に1位を狙うことになりますので勝ち点12は欲しいところです。

そうなると4勝しなくてはならないのでなかなかグループステージと言えども侮れません。

非常にタフな3週間弱になりそうです。

少なくとも4クラブともラウンド16には進んで欲しいと思っています。

この4クラブは昨年のJリーグの1位から4位のチームなので今年もリーグ戦で上位陣に食い込んでくることが想定されます。

これらのクラブと鹿島はいつ対戦があるのか気になってしまいます。

前半戦は以下のような日程でした。

3月6日 第2節ガンバ大阪
3月21日 第6節名古屋グランパス
5月26日 第16節セレッソ大阪
5月30日 第17節川崎フロンターレ

ガンバと名古屋はACLの始まる前ですので関係ありませんでした。

セレッソはグループステージから帰国後の4戦目、川崎は5戦目となっています。

かなり両チームとの疲労が溜まっている時期ですので鹿島としてはきっちりアドバンテージを活かし勝利したいです。

そして鹿島アントラーズはちょうど1年前の2020年1月28日にACLのプレーオフでメルボルン・ビクトリーとシーズン初戦を戦っています。

昨年は1月1日に天皇杯決勝があったためオフがたった6日しか取れず1月8日から始動しチームを作ってきました。

主導権を握り一方的に攻め、シュート数も17-6と圧倒しましたが1点が遠かったです。

結果は0−1で敗戦となり本戦出場を逃しました。

JクラブがACLのプレーオフに参加するようになってから敗退は史上初という屈辱でした。

結果的にコロナウィルスの拡大で過密日程になり大変な年となりましたので出場できなかったことがプラスに働きました。

Jリーグに専念できたことで戦術理解も深まり将来有望な新人選手も多く起用できました。

それも全て今年のための投資です。

もうベースはできているので後はどれほど新戦力がフィットするかですね。

2016年以来のリーグ奪還は至上命題です。

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