第17節京都サンガF.C.戦を振り返って【後半戦は完封スタート】

鹿島アントラーズ

6月18日は第17節京都サンガF.C.戦がカシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1-0で勝利です。

約3週間ぶりのリーグ戦は公式戦11試合ぶりの完封勝利となりました。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF33 仲間隼斗
MF17 アルトゥールカイキ
FW11 和泉竜司
FW18 上田綺世

怪我が心配された上田はスタメンで起用されてきました。

試合はいきなりピンチで迎えます。

京都が4分にCKを得ると荻原拓也が後方にデザインされたボールを蹴ります。

これにピーター・ウタカがフリーになり右足を振り抜きます。

鋭いボールが枠に飛びますがスンテがビッグセーブではじき出します。

その後は両チームともにチャンスが作れません。

そのため鹿島はロングボールを多用し攻撃を組み立てます。

28分には自陣からピトゥカのロングボールにカイキが抜け出します。

GKと1対1になりループシュートを狙うも上福元直人が前に出てきたためブロックされます。

39分には三竿が自陣の左から斜めにロングボールを送ると右サイドの常本まで繋がります。

これを常本は迷わず右足でシュートも枠の左に逸れてしまいました。

43分には相手スローインから仲間が潰れてピトゥカが奪い取るとゴール前に絶妙なクロスを供給します。

荻原が滑ってボールは上田に通ります。

またしてもGKと1対1になると上田のシュートは上福元に顔面でブロックされ得点になりません。

前半は立て続けにチャンスがあり一つでも決めていれば楽な展開に持ち込めた内容でした。

チャンスを逃していたため嫌な流れになるかと思いましたが後半開始早々に先制します。

50分に樋口のアウトスイングのCKにカイキがフリーになりヘディングシュートをネットに突き刺します。

カイキは本当に中への入り方がうまいですね。

ゴール後のアクロバティックなパフォーマンスも最高でした。

54分には樋口のインスイングのCKをGKがパンチングで弾きますが常本が胸トラップでうまくコントロールをします。

そして右足のボレーシュートを狙うも井上黎生人に顔面でブロックされ得点はなりません。

その後は効果的な仕掛けができなくなっていきます。

75分に仲間からエヴェラウド、79分には樋口からキム ミンテに交代です。

京都の攻撃時間が長くなりますが鹿島はサイドにボールを運び時計の針を進めていきます。

最後は91分にピトゥカ、カイキ、和泉から舩橋佑、染野唯月、広瀬陸斗の3枚替えをし危なげなくウノゼロで試合を終わらせました。

中断明けで3試合勝ちが無かったリーグ戦を無事に勝利できました。

まずは守備陣が最後まで体を張って完封できたことが大きいです。

攻撃陣はチャンスを逃し1得点しかできませんでしたがこういった試合で勝利できたことは今後に繋がると思います。

1位から5位までのクラブが全て勝利したため差は広がりませんでした。

今節でちょうどリーグ戦の半分が終わっています。

このペースで行くと優勝ラインは勝ち点60後半になりそうです。

現行制度になった2005年以降の17年間の優勝平均勝ち点は約70のためやや下回ってきます。

勝てる試合でしっかりと勝ち点3を取っていければ到達できる数字です。

今節のように苦しい試合でも勝ち点3をしっかりもぎ取っていきましょう。

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