7月16日に鹿島アントラーズユースに所属する溝口修平が来季2022年にトップ昇格することが発表されました。
来年加入が決定した第1号選手になります。
もう来年のチーム編成が始まっていると思うと早いですね。
近年はユースからの昇格選手が増えています。
2018年の沖悠哉から5年連続でのトップ昇格が出ています。
今後もこの流れは継続していきそうです。
ここで少し溝口修平のプロフィールを紹介していきます。
2004年2月13日生まれの茨城県出身です。
鹿島アントラーズノルテジュニアユースから鹿島アントラーズユースと鹿島一筋となっています。
左利きの左サイドバックの選手です。
174㎝、66kgとサッカー選手としては小柄ですがポジションがサイドバックなのでそこまで支障はないでしょう。
それよりも体の線が細いのでもう少し体づくりが必要かもしれません。
元々は攻撃の選手でありドリブルを得意とするプレースタイルでした。
そこからSBに転向しているのでどちらかというと攻撃面で力を発揮しそうです。
さらにU-15、U-16、U-17と世代別日本代表に選ばれ続けています。
そのため名前は知っていましたのでその選手が晴れてトップチームに昇格になり嬉しく思います。
ただ溝口にとってはここから試練が待っています。
まずはユース出身選手はトップで実績を残した選手が少ないということです。
これまで今年2021年の舩橋佑を含めて33人がユースから鹿島アントラーズのトップに昇格しています。
そしてリーグ戦に出場できたのは17人しかいません。
その中で2桁出場しているのは曽ヶ端準(533試合)、野沢拓也(285試合)、土居聖真(257試合)、鈴木優磨(96試合)、町田浩樹(73試合)、沖悠哉(45試合)とたった6人です。(7月18日現在)
なかなか厳しい現実が待っています。
また左サイドバックは戦力が充実しています。
現在は永戸勝也、杉岡大暉とJリーグ屈指の2人が所属しています。
さらにポルティモネンセから安西幸輝の復帰も濃厚です。
そして小田逸稀(ジェフユナイテッド市原・千葉)、佐々木翔悟(いわてグルージャ盛岡)の2人がレンタル移籍をしています。
来年全員が所属することはないと思いますが20代前半から半ばの選手で構成されておりここからポジションを奪うのは並大抵のことではありません。
そのため高卒ルーキーが入り込む余地はないように感じます。
いきなり出場機会を得ることは難しいと思うのでまずはチーム戦術を理解しチャンスが来た時に実力を発揮してほしいです。
これだけの選手層ですので鹿島でレギュラーを奪えば海外移籍や日本代表も見えてくるでしょう。
これからプロになり辛いことも多くあると思いますが挫けず頑張ってもらいたいです。
そしてカシマサッカースタジアムで左サイドを駆け上がる姿を見たいと思います。
これから他にも来季の新加入の情報が続々と発表されるでしょう。
来年はどんな選手が加入してくるのか楽しみは尽きません。
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