ルヴァン杯GS第3節アビスパ福岡戦を振り返って【GS突破へ希望の光は見えたか】

鹿島アントラーズ

4月5日はルヴァンカップGS第3節アビスパ福岡戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1−0で勝利です。

今季のルヴァン杯初勝利とともに鬼門になってしまったホームで勝つことができました。

まずは試合を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF28 溝口修平
MF25 佐野海舟
MF21 ディエゴピトゥカ
MF10 荒木遼太郎
FW27 松村優太
FW37 垣田裕暉
FW36 師岡柊生

鹿島アントラーズはルヴァン杯を2試合終えて1分1敗の勝ち点1しか獲得できていません。

そのためこの試合は必ず勝たなければならない試合でした。

もう少しスタメンは手堅いメンバーも予想されましたが、岩政監督は出場機会の少ない選手を多く起用します。

ミッドウィークであり週末のリーグ戦も考慮しての編成です。

それでも試合開始から鹿島が敵陣でゲームをコントロールし得点を窺います。

なかなかシュートまで持ち込むことはできませんが完全に鹿島ペースです。

ようやく23分にペナルティエリア付近で荒木から縦パスが入ると垣田が体の強さを活かして右足でシュートを打ちます。

枠の右に外れてはしまいますがまずは垣田の特徴が出たシーンでした。

その後25分には関川が後方から浮き球のボールを供給します。

中に入ってきた広瀬がコントロールをするもうまく打ち切れません。

そして30分には左サイドでボールを受けた荒木が中に切り込み右足で巻いたシュートを放ちます。

ボールは際どいコースに飛ぶもGKの好セーブに遭ってしまい得点には結びつきません。

ただこのシュートで流れは来ました。

31分に佐野の縦パスに溝口が反応します。

そこで中央の混戦で荒木にパスを出します。

すると荒木はここからテクニックを見せドリブルで相手をかわすと右足で豪快に蹴り込みました。

荒木の今季公式戦初ゴールで前半のうちに先制に成功です。

さらに36分には広瀬のスルーパスに垣田がスライディングシュートを見せるも枠に飛びません。

前半は危なげなくリードをし折り返すことになりました。

後半も前半同様に鹿島がボールを奪い取り攻撃を組み立てていきます。

そして54分に右サイドの広瀬から絶妙なクロスが上がります。

これをファーで師岡が叩きつけるヘディングシュートを放ちますがゴール右に逸れていきました。

その後はやや福岡にボールを握られ始めたところで選手交代をします。

65分に溝口、垣田から安西幸輝、鈴木優磨を投入です。

これでペースを引き戻します。

しかし72分に師岡が負傷し知念慶と交代です。

担架で運ばれての交代のため心配です。

76分には関川が前線にロングボールを放り込みます。

これに松村が抜け出しますがシュートを打ち切れません。

最後は84分に広瀬、荒木から土居聖真、キムミンテに交代します。

88分には右サイドから松村がスピードを活かしクロスを入れます。

中でボールが繋がり最後は知念が左足で強烈なシュートもGKに弾かれてしまいました。

そしてアディショナルタイムにこの試合で唯一の福岡に決定機を作らせてしまいます。

どうにか体を張って守り切りピンチを切り抜けました。

これでどうにかウノゼロで勝利となります。

この試合のLIXIL賞は荒木でした。

追加点が取れなかったり最後の最後でピンチを迎えたりと課題はありました。

しかしまずは結果が出たことは収穫です。

これでGSは勝ち点4となり残り3試合で首位になることは十分可能となりました。

また広瀬、荒木、師岡などはリーグ戦で通用することを証明しています。

特に荒木は狭いスペースでもテクニックがあり相手の脅威になることができます。

あの位置で常にプレーできれば得点もアシストも伸びていきそうです。

背番号10としてまだまだ活躍してほしいです。

試合後には喜ぶ姿が見られて嬉しかったです。

選手たちもなかなか勝てない中で重圧があったことでしょう。

少しは気が楽になるかもしれません。

それでもカップ戦で1勝しただけでリーグ戦では連敗中です。

ここで気を引き締めてリーグ戦でも結果が出せるよう期待しています。

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