7月11日は第22節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われます。
またしてもリーグ戦は期間が空いてしまい2週間ぶりの試合です。
鹿島アントラーズはリーグでは直近3試合を1勝2分と負けがありません。
最近苦手意識のあったコンサドーレ札幌に4-0と大勝できたことはよかったのですが、下位のベガルタ仙台、大分トリニータにドローといまいち波に乗れない試合が続いています。
7月7日の天皇杯3回戦も栃木SCに3-0で勝利はしましたが引いて守る相手に苦戦を強いられました。
今月の残る公式戦は次の柏レイソル戦とコロナで延期になっていた7月24日のガンバ大阪戦のみです。
どうにかいい流れを作って8月以降の巻き返しをしたいと思います。
対する柏レイソルは今シーズン絶不調です。
序盤から低空飛行が続き21試合を終えて5勝2分14敗の勝ち点17しか取れていません。
順位はJ2降格圏ギリギリの16位ですがガンバが15試合しか消化していないことを考慮するとかなり危険な位置にいます。
リーグ戦はここ6試合で湘南ベルマーレから1勝したのみで後は全て負けています。
前節の横浜F・マリノス戦も前半35分にマルコス ジュニオールが一発退場し有利な中でも1-2で力負けしました。
試合を見ていましたがどちらが11人のチームなのかわからない試合で内容的にも重症です。
他チームのことながら心配になってきます。
そろそろネルシーニョ監督の首も飛ぶのではないでしょうか。
これまで柏とのリーグ戦対戦成績ですが49試合行っており、29勝6分14敗です。
得点は92、失点は67ですので1試合1.88点と2点近くは得点できています。
勝率は59%で平均より若干高いです。
それでは過去5年間の対戦成績です。
2016年
4月24日1st第8節 ●0-2
9月10日2nd第11節 ●0-2
2017年
7月2日第7節 ○3-2
11月26日第33節 △0-0
2018年
7月22日第17節 ○6-2
11月6日第32節 ○3-2
2020年
8月29日第13節 ○3-2
11月25日第29節 ●1-4
2021年
4月7日第8節 ○2-1
2019年は柏がJ2でしたので対戦はありませんでした。
今年の前半戦までを含めるとここ9試合は5勝1分3敗となっています。
2016年は2試合とも0-2で敗れダブルを食らわせられました。
その2016年は最初の対戦で伊東純也、次ではディエゴ オリヴェイラに先制点を決められています。
今では伊東は日本代表になりベルギーのKRCヘンクで活躍しています。
またディエゴ オリヴェイラも現在のFC東京でもコンスタントに結果を残しており柏にいた頃が懐かしいです。
そして今節の会場である三協フロンテア柏スタジアムでの成績ですが通算で7勝6分3敗の勝率44%とかなり低いです。
鹿島の中では苦手なスタジアムの一つになっています。
しかし2017年、2018年、2020年と過去3連勝しており全てスコアが3-2となっています。
非常に珍しい結果です。
得点が両チーム合わせて5点も入っているだけのことはあり面白い試合展開になっています。
2017年は金崎夢生、永木亮太、ペドロ ジュニオールのいずれもスーパーゴールが生まれました。
2018年はACL決勝第2戦の直前の試合でありメンバーを落として試合に臨みました。
そこでサブ組が維持を見せ金森健志、町田浩樹、山口一真のゴールで勝利をしています。
そして昨年2020年はオルンガに個の能力で2失点をするも89分、91分に土居聖真の連続ゴールで鮮やかな逆転勝利をしています。
このようにアウェイの柏戦は乱打戦になることが予想されます。
今節は町田浩樹、上田綺世が不在の中でのリーグ戦になります。
2人に安心して代表の活動に専念してもらうためにも勝利を届けたいですね。
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