鹿島アントラーズと相性のいい主審、悪い主審【最新版】

鹿島アントラーズ

これまで鹿島アントラーズは審判の判定により喜んだり悲しんだりしてきました。

ただサポーターとしては鹿島に不利な判定が下された記憶の方が深く残っています。

Jリーグでは2021年よりVAR(ビデオアシスタントレフェリー)がシーズンを通じて導入され、以前よりも大きな誤審と言えるものは減ってきました。

しかしVARは対象となる事象における主審のはっきりとした明白な間違いを正す援助をするためのものです。

そのため最良の判定を見つけるものではなく、これまで通り一つ一つの判断は主審に任されています。

主審も人間なので人によって違ったジャッジになることもあります。

サポーターにとってはいい気はしませんがそれ含めてのサッカーなので納得するしかありません。

その中でクラブにとって相性のいい審判もいれば悪い審判も出てきます。

今回はどの審判の時に鹿島は勝率が良かったか、また悪かったかを調べてみました。

鹿島アントラーズの全リーグ戦の通算勝率は54.8%(1023試合561勝153分309敗)なのでこれを基準にお考えください。

数試合ではあまり参考にならないので25試合以上公式戦を担当した主審に絞っています。(※は現役、2022年シーズン終了時点まで)

太田潔
勝率66.7%(20勝3分7敗)

高山啓義※
勝率65.5%(19勝3分7敗)

扇谷健司
勝率63.9%(23勝4分9敗)

レズリー モットラム
勝率63.3%(19勝6分5敗)

佐藤隆治
勝率60.0%(24勝9分7敗)

山本雄大※
勝率60.0%(15勝5分5敗)

東城穣
勝率59.5%(25勝7分10敗)

上川徹
勝率56.8%(21勝5分11敗)

西村雄一※
勝率56.5%(39勝12分18敗)

飯田淳平※
勝率54.5%(24勝12分8敗)

松尾一※
勝率53.7%(29勝11分14敗)

松村和彦
勝率51.6%(16勝4分11敗)

岡田正義
勝率50.7%(37勝16分20敗)

村上伸次
勝率49.1%(27勝10分18敗)

木村博之※
勝率48.6%(18勝6分13敗)

今村義朗※
勝率48.3%(14勝7分8敗)

吉田寿光
勝率44.6%(25勝10分21敗)

片山義継
勝率44.0%(11勝3分11敗)

家本政明
勝率43.8%(14勝11分7敗)

柏原丈二
勝率39.3%(11勝9分8敗)

以上のような結果となりました。

比較的現役の主審は中央値に固まっている印象です。

引退した主審の方が上下に幅が広くなっています。

そして引退した主審の中では2人のイメージが悪かったです。

1人目は家本政明です。

ニュースになる誤審を何度かしていましたが鹿島戦でも担当しています。

まずは2008年のゼロックススーパーカップです。

鹿島は前年にJリーグと天皇杯の2冠をしていたため、天皇杯準優勝のサンフレッチェ広島との対戦になりました。

Jリーグの前哨戦とも言える試合で前半12分に岩政大樹をこの日2枚目のイエローカードで退場処分にします。

この辺りから怪しい雰囲気は出ていました。

結果的に両チーム合わせてイエローカード11枚、レッドカード3枚の合計14枚のカードが乱発されます。

さらに広島の1点目であるPK判定には誤審の疑いがあり、PK戦でも鹿島が止めた2本がやり直される不可解なジャッジが目立ちます。

試合は2−2からのPK3−4で敗れ、これに怒ったサポーターが試合後にピッチに乱入するなど大荒れの試合の原因を作りました。

その後、2016年のJリーグチャンピオンシップ決勝第1戦でも怪しい判定がありました。

浦和レッズとのJリーグ頂上決戦です。

その試合で56分にペナルティーエリア内で浦和FW興梠慎三と西大伍が接触し転倒します。

西は手も足もかけておらず自然な接触でした。

しかし西のファウルが取られPKの判定となります。

このPKが決勝点となり0−1での敗戦となってしまいました。

当事者である興梠も「そんなに激しいタックルでは、もちろんなかった」と述べており物議を醸すこととなりました。

そして最も鹿島サポーターにとって恨まれているのは村上伸次です。

2017年のリーグ戦最終節となる第34節ジュビロ磐田戦で担当になります。

鹿島は勝てばリーグ連覇という大一番でした。

その試合で44分にCKから植田直通がヘディングでネットを揺らします。

しかしその前の競り合いで「昌子か植田のどっちか」という曖昧な判定でファールを取りゴールを取り消されます。

結局最後までリズムを取り戻せずスコアレスドローで優勝を逃すことになりました。

この出来事は一生忘れることができません。

両チームの選手、サポーターが全て納得する判定をすることはできないことはわかります。

主審は様々なことに目を向けながら瞬時に判断しなければならず大変でしょう。

それでもVARもありテクノロジーの進化でやりやすくはなったはずです。

これからも選手と審判はお互いにリスペクトをしながらいい関係を築いてほしいです。

そして鹿島にはどんな判定にも負けない力を付けていってもらいたいと思います。

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