残念なお知らせと残り試合の展望【第25節を終えて】

Jリーグ

第25節の名古屋グランパス戦は後味の悪い敗戦でした。

ラフプレーの応酬で怪我人が出なくてよかったです。

そしてこの敗戦により鹿島の今シーズンの優勝が無くなりました。

首位川崎はきっちり勝利し勝ち点差は23まで広がりました。

川崎は68で鹿島は45です。

鹿島は2試合多く消化していましたので27試合行っており残り試合は7試合です。

そこで全勝しても66にしか達せずあまりに早い終戦です。

2013年以降は2シーズンだった2015、2016年を含めて終盤まで優勝争いをしていました。

2位を狙いに行くのは鹿島のポリシーに反しますが今年は天皇杯の出場権がかかっていますので割り切って残り試合をベストで戦ってほしいです。

そして前々から言われていますが今年の川崎フロンターレは強すぎます。

ここまで25試合を消化して勝ち点68(22勝2分1敗)、得点70失点20の得失点差50です。

同じ試合数の2位ガンバ大阪とも勝ち点17も離れており優勝は目前です。

過去の記録を更新しそうですが今までの記録はどうだったのでしょうか。

最多勝ち点 74
2015年 サンフレッチェ広島
2016年 浦和レッズ

たまたま2ステージ制だった2年間が記録となっています。
一旦リセットされるのがよかったのでしょうか。
ただ浦和レッズはチャンピオンシップで鹿島に負けて優勝はできていません。

最多勝利 23
2010年 名古屋グランパス
2011年 柏レイソル
2015年 サンフレッチェ広島
2016年 浦和レッズ
2017年 鹿島アントラーズ

34試合で23勝なので3試合で2試合は勝利している計算になります。
かなりの好記録ですよね。
残念ながら2017年の鹿島のみ得失点差により優勝を逃しています。

最少敗戦 4
2017年 川崎フロンターレ

この年優勝した川崎が達成しました。
上述しましたが2017年の最多勝利は鹿島です。
川崎は負けなかった(引き分けが多かった)ことで着実に勝ち点を伸ばしていたことになります。

おそらくこれらの記録を全て川崎は更新してくるでしょう。

更新できない可能性があるのは得点数です。

今の川崎でも1試合平均が2.8点とすごい得点力です。

しかしこれ以上の攻撃力のチームが過去に存在しました。

それは1998年のジュビロ磐田です。

今と同じ34試合のシーズンで107得点39失点で得失点差68ともう抜かれないであろう爆発的な得点をしています。

当時の中盤は名波浩、藤田俊哉、奥大介、そしてドゥンガと豪華でありFWには4試合連続ハットトリックをした中山雅史がいました。

そして更新が微妙なのは失点数です。

リーグ記録は2008年大分トリニータの24失点です。

現浦和のGK西川周作、現FC東京のCB森重真人を中心とした強固な守備が売りでした。

もし今年川崎でも更新できないとなると今後さらに10年と記録が残りそうです。

さて川崎は残り9試合のどの辺りで優勝を決めてくるのでしょう。

数字上は11月14日第27節鹿島アントラーズ戦(カシマサッカースタジアム)が最短です。

鹿島は2013年最終節にホームでサンフレッチェ広島の優勝を見せつけられました。

初めて屈辱的な光景を目にしもう2度とあんな思いはしたくありません。

どうにか一矢報いてほしいです。

過去1シーズン制になってからほとんどのシーズンが最終節で優勝を決めています。

今まで最終節を待たずして優勝が決まったのは3度しかありません。

1度目は2010年の名古屋グランパスです。
この時は第31節で決めました。
残り3試合を残しての優勝は未だに最速優勝記録です。

2度目は2012年のサンフレッチェ広島です。
第33節で優勝を決めています。

そして3度目は2018年の川崎フロンターレです。
第32節で決めて最終的には2位広島に勝ち点差12をつけて優勝したのは史上最大です。

2010年の名古屋の最速優勝も軽々超えてくると思われます。

今年は川崎の記録づくめの優勝になりそうです。

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