2021年シーズンも全日程が終了し数日が経ちました。
鹿島アントラーズはリーグ戦の翌日から新加入や退団の噂こそありますが公式発表されたものは一つもありません。
果たしていつになったら発表されるのでしょうか。
そこで今回は退団する可能性のある選手がいなくなった場合どのような選手を補強したらよいのか考察してみたいと思います。
まずはGKです。
1 クォンスンテ
29 早川友基
31 沖悠哉
38 山田大樹
ここで気になるのはスンテです。
昨シーズンの途中から沖がレギュラーになり、今シーズンはベンチ外になることもありました。
そのため今季での退団は濃厚かと思われました。
しかしシーズン終盤にポジションを奪い返します。
さすが元韓国代表のGKだけあり守備陣に安定をもたらしました。
第34節のサンフレッチェ広島戦から5試合で1失点しか許していません。
スンテをプレーを見るとまだまだチームに必要です。
おそらくチームとしては残留オファーは出すでしょう。
2、3年後には沖か山田がレギュラーになるとしてもそれまではいてもらえたら助かります。
果たして本人は残る意思はあるのでしょうか。
韓国への帰国も以前から噂されており何とも言えません。
もし退団した場合がかなりの問題です。
残りのGKの年齢バランスを考えると20代後半以降の経験豊かな選手が欲しいです。
しかしレギュラーが確約されていない中で来てくれる選手など皆無です。
少なくともJリーグ内では候補らしい選手は見当たりません。
そうなると韓国など外国人枠で連れてくることになりそうです。
ただスンテ以上に人格者であり適任の人材がいるのでしょうか。
スンテが残留してくれればこの問題は解決するのでチームとしてはどうにかしたいところです。
そして右サイドバックです。
22 広瀬陸斗
32 常本佳吾
実力的には拮抗しているため併用したいです。
ただ今季は常本の方が重宝され広瀬にはなかなか出番が回ってきませんでした。
広瀬は移籍してもおかしくありませんが退団はなさそうです。
ここはどうにか残留してもらい2人体制で来季も乗り切ってもらいたいと思います。
次にセンターバックです。
15 ブエノ
23 林尚輝
28 町田浩樹
33 関川郁万
39 犬飼智也
町田、関川のレギュラーに犬飼のベンチとJ1トップクラスの選手層です。
まずは3人は残留しそうなので問題はないかと思われます。
移籍するとしたらブエノです。
今シーズンの夏に復帰しましたが怪我もあり本来の力を発揮できませんでした。
外国籍枠の問題もあり、リーグ戦も1試合しか出場しておりません。
放出される可能性は十分ありそうです。
ただ林も成長しており戦力として計算できます。
特にブエノがいなくなっても補強はしないでしょう。
またアビスパ福岡にレンタル移籍中の奈良竜樹がいますが個人的には戻さないと思っています。
最後に左サイドバックです。
2 安西幸輝
14 永戸勝也
昨シーズンから永戸がレギュラーでしたが、今夏に安西が復帰してから状況が一変します。
安西がレギュラーになり永戸にはほとんど出番が回ってきません。
そのため永戸には横浜F・マリノスからオファーが来たとされています。
クラブとしては残って欲しいですがここまで出番がないことを考えると移籍されても仕方ありません。
永戸の左足は国内屈指の精度を誇り、A代表を狙える逸材です。
2人も同ポジションに代表クラスを抱えており悩ましいです。
もし移籍してしまった場合ですが、このポジションには湘南ベルマーレにレンタル移籍中の杉岡大暉がいます。
その場合は杉岡を戻したいですが湘南に完全移籍をする可能性が高そうです。
ユースから溝口修平のトップ昇格が発表されていますがいきなり戦力として計算はできません。
そうなるとジェフユナイテッド市原・千葉にレンタル移籍中の小田逸稀をこのタイミングで戻しても面白いかもしれません。
過去2年間J2での実績は十分であり鹿島でどこまでできるか見てみたいです。
最初はバックアップかもしれませんが最適な人材と思われます。
今回のGK、DFではスンテと永戸の動向が気になります。
2人が残留してくれれば特に補強がなくても戦える戦力は整っているポジションです。
守備ラインはそれほど入れ替えはなさそうです。
次回はMF、FW編ですがこちらは大きな変更が予想されています。
どうなるか注目ですね。
コメント