来年2022年度へ向けて各クラブが少しずつ動き出してきました。
特に高卒選手は大化けする可能性がありどのクラブも期待して加入をさせます。
10月4日にJ2のV・ファーレン長崎がMF笠柳翼(前橋育英高校)の内定を発表しました。
これで高体連からのJ内定者は12人になっています。
またJクラブユースからも29人の内定者が決まっており合計41人が決まりました。
例年おおよそ高体連から30人、ユースから60人ほどの加入がありますので約半分くらいしか決まっていません。
その中で今年も大阪の興国高校から3人も内定が既に出ています。
昨年も5人もJリーガーを出しており育成の名門校になりつつあります。
まだ興国高校から鹿島アントラーズに加入した選手はいませんが近いうちに出てきそうです。
今のところ鹿島からは7月16日に左サイドバックの溝口修平のユースから昇格が発表されたのみです。
流石に高校生を1人しか獲得しないということはないでしょう。
昨年2020年は9月30日に昌平高校から須藤直輝と小川優介の2人の内定が発表されています。
そのためいつ内定の情報が発表されてもおかしくありません。
そして今年の目玉であるビック2は未だにどうなるか情報が出ていません。
どのクラブも欲しい逸材だと思いますので水面下で争奪戦になっているのでしょう。
その2人を振り返ります。
松木玖生(青森山田高校)
今年最大の目玉です。
178cmとサイズもあり左利きのボランチです。
3年生になり得点力も増しています。
強豪青森山田で1年生から出場しているだけあり全ての能力が高いです。
落ち着きは高校生とは思えません。
このまま成長すればパリオリンピックの主軸になる選手です。
ただ本人は海外志向が高く練習にも参加しているためJリーグを経由しないことも十分考えれます。
チェイス・アンリ(尚志高校)
アメリカ人の父と日本人の母を持つセンターバックです。
187㎝と高さが魅力です。
サッカーを始めたのが中学1年生という遅い時期でしたが今年の6月には飛び級でU-20日本代表候補にもなりました。
学年が上がるにつれて評価をどんどん上げています。
まだまだ荒削りですが今後が面白い選手です。
チェイスも海外志向のようです。
上記2人はJリーグにするのかいきなり海外なのか決断が待たれます。
個人的には高卒で海外は成功例がないのでJリーグで数年プロの生活を経験した後に行くのが良いかと思います。
鹿島は若手が海外移籍をしている実績もあるので希望を叶えられるクラブだと思います。
鹿島はボランチもセンターバックも層が厚いようで薄いポジションですので高卒ルーキーでもチャンスはありそうです。
2人とも獲得できたらいいですが少なくとも1人は入団させたいです。
どちらかと言えばチェイスの方が可能性がありそうでしょうか。
チェイスは染野唯月と同じ尚志高校です。
学年が2つ違いなので被っています。
どうにか染野に説得してもらいアントラーズに加入してもらいたいです。
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