鹿島アントラーズ史上最強の年を決定

鹿島アントラーズ

いつが最強の鹿島アントラーズだったかを決定することは非常に難しいです。

よく選手のインタビューで語られるのは1997年です。

選手間で意思疎通ができており全く負ける気がしなかったと聞きます。

この年はナビスコ杯、天皇杯は優勝し2冠を達成しますがJリーグはチャンピオンシップでライバルのジュビロ磐田に敗戦し獲ることができませんでした。

またタイトル数ということであれば2000年は3冠をしています。

1997年のメンバーを軸に小笠原満男、中田浩二といった黄金世代の若手をうまく融合し強かったです。

さらに2007〜2009年は前人未到のリーグ3連覇をし新黄金時代の到来を感じさせました。

おそらくやっている選手たちと見ているサポーターでは多少の温度差はあると思います。

そこで今回はその年の公式戦の成績から最強の年を考察していきます。

また国際試合を入れると勝敗が大きく変わってしまう可能性があるため国内試合のみで集計しています。

さらにJリーグでは1998年までPK戦で勝敗を決定していましたがサッカーではPK戦は公式記録上引き分け扱いになりますので今回引き分けで数えます。

そして1993年からの28年分全てを集計できませんので可能性のある年をピックアップしています。

まずは鹿島が初めてタイトルを獲った1996年です。

1996年(Jリーグ優勝)☆
リーグ戦 30試合(19勝5分け6敗)
カップ戦 14試合(4勝8分け2敗)
サントリーカップ 2試合(1分け1敗)
天皇杯 3試合(2勝1敗)
合計 49試合(25勝14分け10敗)
勝率51.0%

Jリーグも混戦の中での獲得でしたのでそれほど勝ちが多かったわけではありません。
またナビスコ杯は引き分けが多くグループリーグで敗退です。
全体での勝率は51%と高くはありませんが上位陣との試合にPK勝ちをしたりと勝負強さが光ったシーズンでした。

翌年1997年はどうでしょうか。

1997年(ナビスコ杯、天皇杯優勝)☆☆
リーグ戦 32試合(23勝1分け8敗)
カップ戦 12試合(8勝3分け1敗)
チャンピオンシップ 2試合(2敗)
ゼロックススーパーカップ 1試合(1勝)
天皇杯 5試合(5勝)
合計 52試合(37勝4分け11敗)
勝率71.2%

上述しましたが2冠を達成し今も最強と語り継がれる年です。
やはり成績はすごいです。
リーグ戦の敗戦数が多いのは気になりますが勝率7割超えはなかなかできるものではありません。
これほどのクラブがなぜチャンピオンシップで2連敗もしてしまったのか未だに謎です。

そしてJリーグを連覇した翌年1998年です。

1998年(Jリーグ優勝)☆
リーグ戦 34試合(26勝8敗)
カップ戦 5試合(3勝1分け1敗)
チャンピオンシップ 2試合(2勝)
ゼロックススーパーカップ 1試合(1勝)
天皇杯 4試合(3勝1敗)
合計 46試合(35勝1分け10敗)
勝率76.1%

なんと1997年を超える勝率でした。
勝率76.1%というのは鹿島史上歴代1位の勝率です。
しかもチャンピオンシップで前年に連敗したジュビロ磐田に連勝で王者奪還に成功しています。
そしてナビスコ杯、天皇杯ともにベスト4と好成績を残しています。

次は3冠をした2000年です。

2000年(ナビスコ杯、Jリーグ、天皇杯優勝)☆☆☆
リーグ戦 30試合(18勝4分け8敗)
カップ戦 7試合(5勝2分け)
チャンピオンシップ 2試合(1勝1分け)
天皇杯 5試合(5勝)
合計 44試合(29勝7分け8敗)
勝率65.9%

国内タイトルを全て獲得しただけあり勝率も高いです。
当時はJリーグが2ステージ制であったためファーストステージは8位でしたがセカンドステージ制覇で首の皮が繋がりました。
そして3つの決勝戦で全て勝っています。

実はこの年以降で2000年を超える勝率を残した年は2回ありました。

そちらを振り返ってみます。

2007年(Jリーグ、天皇杯優勝)☆☆
リーグ戦 34試合(22勝6分け6敗)
カップ戦 10試合(6勝4敗)
天皇杯 5試合(5勝)
合計 49試合(33勝6分け10敗)
勝率67.3%

最初は2007年です。
おそらくこの年はリーグ戦で開幕ダッシュに失敗したこと、そして終盤の追い上げで奇跡の逆転優勝をし10冠を達成したことが深く記憶に刻まれていると思います。
しかし全体的に高い勝率を誇っていました。
まずリーグでは終盤の9連勝もあり22勝し勝ち点は72も取っています。
また天皇杯も優勝しナビスコ杯は準決勝でガンバ大阪にアウェイゴールの差で敗退です。
2000年以来の3冠に最も近かった年となっています。

そして最後はその10年後の2017年です。

2017年
リーグ戦 34試合(23勝3分け8敗)
カップ戦 2試合(1勝1敗)
ゼロックススーパーカップ 1試合(1勝)
天皇杯 4試合(3勝1分け)
合計 41試合(28勝4分け9敗)
勝率68.3%

この年はこれまでの中で唯一無冠だった年です。
リーグでは優勝に王手がかかっていましたがラスト2試合スコアレスドローで最終節に川崎フロンターレに逆転優勝をされました。
これほどのショッキングなV逸脱は初めてでした。
しかし成績はリーグ23勝は鹿島史上最多勝利で勝ち点72も2007年に並ぶ最多タイ記録です。
そのため勝率は歴代3位の好成績でした。

以上を鑑みて歴代最強は1998年であったのではないでしょうか。

1997年をベースに黄金世代が加入し融合した年です。

そしてタイトルは1つだけとは言えリーグ連覇をしています。

今後8割近い勝率を残すことは相当難しいでしょう。

また勝負強さという点では2000年です。

3つ全ての決勝戦に勝つというのも凄いことです。

最強の1998年が熟成した結果ですね。

やはり欲しいのはタイトルです。

鹿島アントラーズは国内タイトルは2016年の天皇杯以降獲れていません。

またタイトルも2018年のACLが最後です。

今すぐこれらの年を超える成績を出すことはできないでしょう。

そのためにもタイトルを獲得しそこからさらなる進化を求めて成長して欲しいです。

そしていつか最強の鹿島アントラーズと呼ばれる年が来てほしいと思います。

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