仲間隼斗、まずはスーパーサブとして存在感を発揮したい

鹿島アントラーズ

5月16日は仲間隼斗の誕生日です。

1992年生まれなので今年で30歳になります。

現在鹿島アントラーズに所属の選手では土居聖真、アルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカと同じ歳です。

ベテランが去ったため土居とともに日本人では最年長です。

30歳で最年長とは本当に若いチームになりました。

この世代は日本ではプラチナ世代と呼ばれ柴崎岳、宇佐美貴史、宮市亮など錚々たるメンバーがいます。

仲間は4月10日の練習中に右膝内側側副靭帯損傷で全治約4週間と診断されました。

その後順調な回復のようで既に練習では機敏な動きを見せています。

復帰をしたら他のプラチナ世代に負けないプレーを見せてもらいたいです。

仲間は群馬県東吾妻町で生まれであり、中学生から柏レイソルU-15に加入し、ユースの柏レイソルU-18とステップアップをしていきます。

そして高校3年生の2010年クラブユースサッカー選手権大会では決勝戦に進出します。

決勝では東京ヴェルディユースに延長戦の末1−2で敗れますが快進撃の立役者となりました。

柏の1得点は仲間であり、ヴェルディの2得点は元日本代表の小林祐希(現在は江原FC所属)でした。

ちなみにこの大会では鹿島アントラーズユースも参加しており土居聖真も出場しています。(鹿島はグループリーグ敗退)

ユース時代は活躍するも仲間はトップ昇格を逃します。

1学年上には茨田陽生、1学年下には山中亮輔と有名選手がいたことが影響したかもしれません。

レイソルへのトップ昇格はならずもJ2のロアッソ熊本からオファーがあり入団です。

いきなり高卒ルーキーながらリーグ開幕戦に途中出場しいいスタートを切ったかに思えました。

しかし最初の2年間は思うように出場数を増やすことはできません。

ようやく3年目にレギュラーになるも4年目からまた準レギュラーに降格してしまいます。

そこで2015年から同じJ2のカマタマーレ讃岐に移籍をします。

3年間讃岐で絶対的な選手に成長すると2018年からファジアーノ岡山に移籍をします。

岡山では2年目の2019年にリーグ40試合出場15得点とキャリアハイの成績を残しました。

ここまでJ2で9年間かかりましたが、このカテゴリーでは収まらない選手になりました。

すると2020年に古巣であった柏レイソルからオファーがありついにJ1に個人昇格します。

10年目でようやくJ1と遠回りのようですがこれまでの努力が報われたのです。

レイソルでは準レギュラーとして活躍し今季2022年に鹿島に移籍を果たしています。

仲間のプレースタイルはドリブラーです。

安易なボールロストは少なくチームプレーを第一に考えています。

プレーエリアは左サイドから中央のポジションです。

チャンスメイクをするタイプですがカットインからのシュートを得意としています。

また守備も前線からプレスをかけ奪い切ることができます。

90分間攻撃にも守備にもハードワークできる選手です。

闘志溢れるプレーは見ているサポーターも熱くさせてくれます。

あまり鹿島にいないタイプなのでどこまでフィットするか楽しみです。

加入後すぐに怪我で離脱したためまだ本来の力を見ることができていません。

復帰後はまずはベンチからのスタートになるのではないでしょうか。

途中からでもチームの雰囲気を変えてくれる貴重な戦力です。

まずはスーパーサブとして立ち位置を確立したいですね。

その後レギュラーを奪うライバルはアルトゥール・カイキ、和泉竜司になります。

好調な選手が2列目は揃っているのでなかなか難しい挑戦です。

皆で高め合ってチーム力を上げていってほしいと思います。

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