5月24日はルヴァンカップGS第5節柏レイソル戦が県立カシマサッカースタジアムで行われます。
鹿島アントラーズは4月下旬からここ1ヵ月のリーグ戦で5勝1分と好調を維持しています。
5試合連続完封勝利と強固な守備をベースに好成績を生み出しました。
直近のFC東京戦では鹿島にとって厳しい判定となりPKから失点を喫します。
それにより連続無失点と連勝はストップしてしまいました。
ただ流れの中から失点をしたわけではなくディフェンスラインは崩されていません。
また次から無失点を続け優勝争いに絡んでいけるよう仕切り直しです。
そして今節はルヴァンカップになります。
前節のアウェイでのアビスパ福岡戦からは1ヵ月以上も空いてしまいました。
アディショナルタイムにCKからの失点で敗戦となったのも遠く昔に感じます。
ここまでの戦いを振り返ると4試合を終えて1勝1分2敗の勝ち点4です。
Dグループの最下位となっています。
今季のルヴァンカップのGS突破条件は例年よりも厳しくなりました。
ACLの開催時期が変更になったためGSからJ1全18クラブとJ2の2クラブの合計20クラブが参加しています。
今までのようにACL出場組のGS免除が無くなりました。
20クラブが5グループに分かれ、4クラブごと各グループで2回戦総当たりのリーグ戦を行います。
プライムステージ(決勝トーナメント)は8クラブでスタートです。
そのため各グループの1位と各グループの2位のうち成績上位3クラブがGSを突破することになっています。
これまではGSの2位までが突破できていたのでハードルが高くなりました。
ここで現行のGSになった2018年以降の1位と2位のクラブの平均勝ち点を見てみます。(2020年のみコロナ禍で1回戦総当たりの各クラブ3試合だったため除外)
2018年
1位 11.75
2位 10
2019年
1位 10.75
2位 9
2021年
1位 11.75
2位 8.75
2022年
1位 11.75
2位 9.75
勝ち点10を超えないと1位にはなれていません。
また2位になるにも高い勝ち点が必要です。
それではここまで4試合を消化してのDグループの順位表を見てみましょう。
1 アビスパ福岡(勝ち点7)
2 アルビレックス新潟(勝ち点6)
3 柏レイソル(勝ち点5)
4 鹿島アントラーズ(勝ち点4)
鹿島は残り2試合を連勝すると3勝1分2敗の勝ち点10になります。
現在グループ首位のアビスパ福岡が勝ち点7です。
残り試合の対戦は柏と新潟となっています。
そのため2連勝をしてもグループ1位になれるかはわからない状況です。
ただ2位になることは可能です。
後は他のグループの結果次第になってきます。
BグループとDグループとEグループの3つのグループの勝ち点が伸び悩んでいます。
おそらくギリギリ突破できるかできないかのラインになるでしょう。
鹿島は残り2試合ともホームで戦えます。
もう他を気にせずサポーターの大声援を受けて2連勝するのみです。
この大事な試合に関川郁万が累積警告で出場停止です。
ここまでリーグ戦で主軸となりディフェンスラインの要でした。
CBは昌子源、キム ミンテといるので彼らの奮起に期待したいです。
また岩政大樹監督はリーグ戦からのメンバーの入れ替えを示唆しています。
果たしてどんなメンバーで臨むのでしょうか。
なかなか出番のない選手にはチャンスがやってきました。
荒木遼太郎や松村優太、染野唯月のパリオリンピック世代は絶好のアピールの場です。
この絶対に勝たなければならない試合で結果を出してほしいです。
ここで引き分け以下に終わりルヴァン杯のタイトル獲得の可能性を失うわけにはいきません。
勝って最終節に望みを繋げていきましょう。
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