5月7日は第12節サンフレッチェ広島戦がエディオンスタジアム広島で行われました。
結果は0−3で完封負けです。
仮に先制できていれば逆のスコアもあったかもしれない試合でした。
第8節の横浜F・マリノス戦と似たような内容での敗戦となってしまいました。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
MF27 松村優太
MF17 アルトゥールカイキ
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨
鹿島は前節のジュビロ磐田戦と全く同じスタメンを組んできました。
試合は広島ペースではありましたが鹿島が縦に早いサッカーでチャンスを演出します。
まず8分に三竿が前線へロングボールを送ると鈴木が頭で落とします。
これに松村がボレーで思い切りよく狙いますがサイドネットでした。
10分には中盤での奪い合いから和泉がボールをキープします。
そして松村にスルーパスを出しました。
松村は持ち味のスピードで抜け出すとGK大迫敬介をかわしシュートまでいきます。
しかしカバーに入った塩谷司にスライディングでブロックをされてしまいます。
立て続けに決定機がありどちらかは決め切りたい場面でした。
その後は広島に簡単にシュートまで持ち込まれるシーンが目立ち流れを断ち切りたかったです。
その嫌な流れの中で失点をしてしまいます。
38分にジュニオール サントスがスピードに乗って右サイドを突破します。
三竿がタックルで止めますがフォローに来た満田誠が左にワンタッチでパスを出します。
これを柏好文がドリブルから左足でゴール右に流し込みました。
42分にはボールの奪い合いから常本がベン カリファに左足裏でスパイクされます。
完全に右足の太ももに入っておりVARも入らずカードも出ないプレーでした。
大怪我になってもおかしくないくらい本当に危ないタックルです。
このプレーが影響したのか後半から常本、松村から広瀬陸斗、ディエゴ ピトゥカに交代します。
リードされている展開のため攻撃に出たいところでしたがなかなか前に出ることができません。
すると63分に佐々木翔の縦パスからジュニオール サントスがうまく潰れます。
これを満田がドリブルで運びミドルシュートを放ちます。
スンテがわずかに触りますがはじき切れずゴールを決められました。
直後の65分にはまた危ないシーンがありました。
右からのクロスにジュニオール サントスがハイキックをし頭でクリアをしようとした関川の額を蹴り上げます。
関川は流血し頭にテーピングを巻いてのプレーとなります。
大事をとってか71分に関川、樋口を下げてキム ミンテとファン アラーノを投入します。
システムを変更しピトゥカがCBになりミンテがボランチという配置になりました。
そして2点差だったためリスクを冒して攻撃に出ます。
しかし広島にうまくブロックをされ外でボールを回すことになり効果的な仕掛けができません。
79分には広島が速攻から3点目を奪います。
藤井智也が右サイドでボールを持つと一気にゴール前までドリブルします。
マイナスのクロスをするとジュニオール サントスにシュートされます。
スンテがセーブしますがはじいたところを柏が押し込みました。
86分に上田から染野唯月に交代です。
最後まで攻めの姿勢は見せてくれましたが1点も奪えず0−3で完敗となりました。
鹿島は昨シーズン終盤からアウェイゲームを10連勝中でした。
そしてジーコが来日し見届けた試合でしたが結果が出せませんでした。
広島には相当研究され対策を練られていたようです。
先制されてからは得点を奪うのもかなり難しい試合となってしまいました。
この試合は残念でしたが大事なのは引きずらないことです。
次は中6日でコンサドーレ札幌戦です。
札幌もかなり鹿島対策をし挑んで来ると思います。
今季の3敗はすべて完封負けです。
攻撃のバリエーションを増やし対策されてもこじ開ける力強さが見たいです。
【J1通算勝利数ランキング】
556勝 鹿島アントラーズ
494勝 横浜F・マリノス
449勝 浦和レッズ
439勝 名古屋グランパス
438勝 ガンバ大阪
416勝 清水エスパルス
400勝 サンフレッチェ広島
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