荒木遼太郎は鹿島最高のルーキーになれるか

鹿島アントラーズ

今年のルーキーはすごいです。

過密日程、交代枠が5人あるとは言え高卒で入団した4人全員リーグ戦にデビューしています。

そして荒木、染野は毎試合メンバー入りし戦力として計算されています。

特に注目されているのは荒木遼太郎です。

内田篤人以来14年ぶり2人目のリーグ開幕戦に高卒ルーキーで出場しました。

荒木はスタメンやジョーカーとして毎試合起用されており、ゴールやアシストと目に見える結果を出しています。

21試合消化時点で17試合出場2得点(スタメン出場4試合)となっています。

またドリブルでチャンスを作ったり、スルーパスを出したりと既に欠かせない選手です。

シーズンは折り返し地点ですが、果たして高卒ルーキーの中で史上最高の成績を残せるのでしょうか。

主な高卒入団選手のルーキーイヤーの成績です。

まずは新人王(ベストヤングプレーヤー賞)を受賞した選手から紹介します。

柳沢敦
1997年に新人王でしたが入団は1996年です。
ルーキーイヤーは8試合5得点でした。

柴崎岳
2012年にベストヤングプレーヤー賞でしたが入団は2011年です。
ルーキーイヤーは13試合0得点でした。

カイオ
2014年入団しその年にベストヤングプレーヤー賞を受賞しています。
ルーキーイヤーは33試合8得点でした。
※日本に来日したのが満17歳だったので鹿島入団は満20歳でした。

安部裕葵
2018年にベストヤングプレーヤー賞でしたが入団は2017年です。
ルーキーイヤーは13試合1得点でした。

カイオを除く3人は満19歳の年ではそこまで目立った活躍はできていませんでした。

それでは新人王は受賞できていませんでしたが他の選手はどうでしょうか。

小笠原満男
1998年
5試合0得点

中田浩二
1998年
5試合1得点

本山雅志
1998年
1試合0得点

黄金世代のメンバーですら鹿島の選手層の厚さの前に出場数を伸ばせていません。

ここから2000年以降の2人です。

内田篤人
2006年
28試合2得点

ルーキーイヤーのJリーグ開幕戦でクラブ史上初となる高卒ルーキーでのスタメン出場をしました。

この年の第4節で早くもJリーグ初ゴールを決め17歳11か月22日でのプロ初得点はいまだに鹿島の最年少記録です。

また今は新人王の基準が変わりました。

2009年までは23歳以下でしたが2010年から21歳以下に変更になりました。

今の基準なら受賞できた可能性は高かったでしょう。

大迫勇也
2009年
22試合3得点

高校3年生の第87回高校選手権で大会新記録の10得点で得点王になり鳴り物入りで入団しました。
いきなりの大活躍とはなりませんでしたが高卒ルーキーとしては上出来の成績です。

こうしてみると内田はルーキーとは思えない成績を出しています。

荒木は残り試合で出場数を伸ばすことはもちろん攻撃の選手なので得点数も伸ばす必要があります。

30試合5得点くらいの記録を出せば史上最高のルーキーになるとともにベストヤングプレーヤー賞も獲れると思います。

早くに海外移籍してしまう可能性がありますがこれからの大活躍を期待しましょう。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました