鹿島アントラーズからの選手流出が止まりません。
これは鹿島史上最大のピンチと言っても過言ではありません。
来季が本当に心配です。
近年は鹿島は大型補強をすることが多くリーグ優勝を目指していることは誰が見ても明らかでした。
それが全く逆になっています。
海外移籍をするなら仕方ないとしても国内クラブにこれほど多くの選手が移籍するとは思ってもいませんでした。
鹿島のブランドが低下している中で、内部に何か起こっているとしか思えません。
一体どうなってしまうのでしょうか。
いったん年内の発表は落ち着いたかと思いますので整理をしてみます。
OUT
有馬幸太郎(いわきFC・完全移籍)
永戸勝也(横浜F・マリノス・完全移籍)
奈良竜樹(アビスパ福岡・完全移籍)
レオ シルバ(名古屋グランパス・完全移籍)
永木亮太(湘南ベルマーレ・完全移籍)
杉岡大暉(湘南ベルマーレ・レンタル移籍延長)
犬飼智也(浦和レッズ・完全移籍)
遠藤康(ベガルタ仙台・完全移籍)
白崎凌兵(清水エスパルス・完全移籍)
佐々木翔悟(ジェフユナイテッド市原・千葉・完全移籍)
須藤直輝(ツエーゲン金沢・育成型期限付き移籍)
垣田裕暉(サガン鳥栖・レンタル移籍)
ここまで12人の退団が発表されています。
中堅からベテランの選手の退団が目立ちます。
これまでチームを支えてくれた選手たちです。
彼らと一緒にタイトルをもっと獲りたかったです。
さらに町田浩樹もベルギーのサンジロワーズにレンタル移籍が濃厚です。
以前から退団が噂されているアルトゥール カイキとエヴェラウドもいますのでまだ増えそうです。
また相馬直樹監督、トップチームコーチの奥野僚右、パシェコ、テクニカルスタッフのウェリントンも退任です。
そして鹿島アントラーズの創立から携わっているフットボールダイレクターの鈴木満も退任します。
まだ正式に発表はされていませんがテクニカルディレクターのジーコもブラジルに帰国しアドバイザー的な役割になるようです。
別のクラブになるのではないかというくらいの放出です。
そして入団選手です。
IN
溝口修平(鹿島アントラーズユース・トップ昇格)
小田逸稀(ジェフユナイテッド市原・千葉・レンタル移籍満了)
仲間隼斗(柏レイソル・完全移籍)
キム・ミンテ(北海道コンサドーレ札幌・完全移籍)
樋口雄太(サガン鳥栖・完全移籍)
名古新太郎(湘南ベルマーレ・レンタル移籍満了)
中村亮太朗(ヴァンフォーレ甲府・完全移籍)
今のところ7人の加入が発表されています。
サッカーは名前でするわけではありませんが退団組と比べると戦力ダウンは否めません。
他に報道があるサウロ ミネイロ(横浜FC)が加入したところでどうでしょうか。
本気でリーグ優勝を目指すなら昌子源(ガンバ大阪)、植田直通(ニーム)、柴崎岳(CDレガネス)、カイオ(シャールジャFC)、安部裕葵(バルセロナB)を獲得してもらいたいです。
そして監督はスイス人のレネ ヴァイラーが就任します。
トップチームコーチはドラガン ムルジャ、マヌエル クレクラー、岩政大樹の3人が新たに就任です。
フットボールダイレクターは吉岡宗重になります。
選手の大幅な入れ替えに留まらずブラジル路線からの変更してきました。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか楽しみでもあり怖くもあります。
スタートダッシュが決まればうまく波に乗る気もしますが、ザーゴの時のように失敗したら立て直せるのでしょうか。
スタッフも選手もチームをよく知る人間が減っており持ち堪えることができるか心配です。
これでJ2降格にでもなったら目も当てられません。
どうしてもうまくいかなかった時のことを考えてしまいます。
それでもこの変革の時期を乗り越え再度黄金期の到来を願ってやみません。
コメント