7月13日は天皇杯ラウンド16ガンバ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は2−0で勝利です。
リーグ戦で調子の上がらないガンバ大阪相手でしたが圧勝と言える内容でした。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF35 中村亮太朗
MF34 舩橋佑
MF7 ファンアラーノ
MF14 樋口雄太
FW9 エヴェラウド
FW40 鈴木優磨
ディフェンスラインはGKの沖以外はリーグ戦の主力を起用です。
また中盤は中村、舩橋、アラーノとフレッシュな選手を使ってきました。
試合は序盤はガンバに押し込まれます。
鹿島はバックラインからロングパスで局面を打開しようとするも前線で収められずすぐに跳ね返されてしまいました。
しかし10分頃からボールを握りリズムを掴みます。
19分に左サイドでのコンビネーションから安西が切り込んでシュートをします。
これはDFに弾かれますが右サイドで拾った常本がすぐにピンポイントクロスを上げます。
中でエヴェラウドが決定的なヘディングシュートを打ちますが東口順昭に左手一本でファインセーブに遭いました。
22分には左サイドからアラーノがカットインし右足で鋭いシュートを打ちます。
このシュートは右ポストに当たりゴールはなりません。
跳ね返りを樋口がダイレクトで狙うもバーを越えてしまいます。
34分には沖のロングキックからエヴェラウドがゴール前で収めます。
丁寧なエヴェラウドの落としに樋口が強烈なシュートを打ちますがまたしても東口のスーパーセーブに遭ってしまいました。
3本の決定機がありいずれかは決めたい前半でした。
ガンバにもチャンスはありましたが鹿島としてはリードしたかった前半です。
そして左SHで久々に起用されたアラーノが持ち前の運動量で攻撃を活性化させました。
後半も鹿島が主導権を握ります。
59分には右サイドをアラーノが単独で突破します。
最後は意表を突いたヒールパスにゴール前のエヴェラウドがシュートも枠の右に逸れました。
その後も押し気味に試合を進めますが得点に至りません。
67分に舩橋、アラーノからディエゴ ピトゥカ、アルトゥール カイキに交代です。
すると代わったばかりのピトゥカがいきなり大仕事をやってのけます。
71分に右から樋口の横パスをエヴェラウドが中央で丁寧に落とします。
これをピトゥカが左足のコントロールショットでついにネットを揺らしました。
ずっと得点が取れない展開でしたがこのゴールで吹っ切れます。
75分には安西が左サイドを縦に突破します。
そして左足のクロスにエヴェラウドが頭で叩き込みました。
80分に常本、樋口から広瀬陸斗、和泉竜司に代えてきます。
最後は89分にエヴェラウドから土居聖真に交代します。
そのまま危なげなく試合を2−0で終了となりました。
これで優勝した2016年以降出場した天皇杯は6大会連続ベスト8以上が確定しました。(2020年はコロナにより不出場)
トーナメントでも安定した成績を残し続けています。
しかし鹿島アントラーズにとって優勝以外は全て同じです。
残りは3試合であり3つ勝てば優勝できます。
7月15日17:00から準々決勝の組み合わせ抽選会が行われます。
どこが来ても必ず勝って6年ぶりの優勝をしましょう。
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