清水エスパルスとの対戦成績を振り返る【泣いても笑っても残り2試合】

鹿島アントラーズ

10月29日は第33節清水エスパルス戦がIAIスタジアム日本平で行われます。

前節の第32節ジュビロ磐田戦から3週間ぶりの試合です。

この中断期間は天皇杯、ルヴァンカップと2つのコンペティションの決勝がありました。

ともに大接戦でありサッカーの素晴らしさ、面白さを改めて感じた2試合でした。

ただ鹿島アントラーズは2大会とも決勝に進むことができず悔しい思いをしています。

来年こそはと思いが強くなった期間でした。

鹿島はこの期間にユースと練習試合をするなどチームの連携を深めてきました。

ずっと気になっているのは失点の多さです。

岩政監督になり公式戦10試合を戦い12失点となっています。

現在も5試合連続失点中であり改善の兆しが見えていません。

失点は全てディフェンスラインの責任でなく、前線のプレスのかけ方など攻守の連動が必要です。

早く鹿島のやり方に合う戦術を見出したいです。

今節対戦する清水エスパルスはJ1残留へ崖っぷちの戦いが続いています。

現在16位でJ1参入プレーオフ出場圏となっていますが、上も下も勝ち点が詰まっており正念場となる試合です。

今季は序盤戦から勝ち切れず低迷が続きます。

しかし夏場に北川航也、ヤゴ ピカチュウ、乾貴士と補強し一気に浮上したかに見えました。

それがここにきて5試合勝ちが無くなり残留争いに足を踏み入れています。

前節のジュビロとの静岡ダービーでもアディショナルタイムに追いつかれ抜け出すチャンスを逃しました。

清水は今季ホームで2勝しかできていませんが、鹿島との一戦は相当な覚悟を持って臨んでくると思われます。

これまで清水とのリーグ戦通算成績ですが63試合行っており、31勝7分25敗です。

得点は102、失点は85で得失点差も17プラスになっています。

勝率は49.2%であり鹿島の中では低い方です。

実はJリーグ開幕時から鹿島がずっと苦手としていたのは清水エスパルスでした。

そのため未だに勝率は低くなっています。

過去6年間の対戦成績です。

2017年
3月18日第4節 ○3-2
8月19日第23節 ○2-0

2018年
2月25日第1節 △0-0
8月5日第20節 ○1-0

2019年
5月3日第10節 ○3-0
9月1日第25節 ○4-0

2020年
9月12日第16節 ○2-1
12月12日第33節 ○2-0

2021年
2月27日第1節 ●1-3
8月25日第26節 ○4-0

2022年
4月2日第6節 ○2-1

過去6年間の11試合で9勝1分1敗です。

通算勝率は低いですが直近では驚異の勝率となっています。

今年の前回対戦では鈴木優磨、上田綺世のWエースのゴールで逆転勝ちをしています。

かなり昔のことのように感じます。

あの頃は鹿島が好調な時期でした。

今節鹿島は広瀬陸斗と樋口雄太の2人が累積警告で出場停止です。

広瀬のところには常本佳吾が入るでしょう。

しかし樋口のポジションには誰が入るのかわかりません。

名古新太郎か舩橋佑が有力ですが持ち味を存分に出して欲しいですね。

ボランチは来季も激戦区となりそうなので出場した際にはアピールが欲しいところです。

鹿島は岩政監督の初戦となった第25節アビスパ福岡戦以降リーグ戦で7試合も勝てていません。

今のモチベーションとしても難しい残り2試合となってしまいました。

来季も岩政監督の続投は濃厚です。

少しでも来年に繋がるサッカーを見せてもらえたらと思います。

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