第20節セレッソ大阪戦を振り返って【首位が遠のくドロー】

鹿島アントラーズ

7月6日は第20節セレッソ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われました。

結果は3-3の引き分けです。

2ヵ月ぶりの連勝はまたもお預けとなりました。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF20 キムミンテ
DF22 広瀬陸斗
MF21 ディエゴピトゥカ
MF6 三竿健斗
MF33 仲間隼斗
MF17 アルトゥールカイキ
FW11 和泉竜司
FW40 鈴木優磨

これまでメンバーを固定し続けてきたレネ・ヴァイラー監督もここのところ少しずつ変更を加えてくるようになりました。

そしてこの試合は声出し応援運営検証対象試合として運営されます。

そのためスタジアムには選手を後押しするサポーターの声が響き渡りました。

そのサポーターの声援に後押しされ序盤からアグレッシブな戦いを見せてくれます。

球際で強さを見せセカンドボールは拾いペースを掴みます。

ただなかなかシュートが打てません。

ようやく21分に相手ゴールキックからの守備陣のバスミスをカイキが奪います。

そして思い切りよく右足で狙いますが枠の左に逸れてしまいました。

その後はセレッソがやや盛り返してきます。

35分に一瞬のミスが出てしまいました。

スンテのフィードキックをカットされると奥埜博亮が浮かした縦パスを入れます。

アダム タガートがトラップし反転からペナルティエリアに進入しようとしました。

これをミンテがいち早く左足でカットしバックパスをするとこのボールがそのままネットに吸い込まれてしまいます。

とても不運なオウンゴールで先制点を献上しました。

CBとしてはバックパスをするならゴールの枠外に蹴って欲しかったです。

そして45分にカイキが前にドリブル突破しようとしたところで松田陸に引っ張られFKを得ます。

このFKをピトゥカが蹴るとゴール前で三竿がヘディングをします。

これを仲間が拾うと後ろの和泉にすぐに戻します。

和泉は左足で丁寧なクロスを上げるとファーで待っていたカイキがヘディングでポストギリギリに決めてくれました。

飛んだコースが良くどうにか前半を1-1で終えることになりました。

後半も最初は静かな立ち上がりでしたが乱打線になります。

52分に三竿のクロスが弾かれるも4人がかりですぐに回収します。

そして広瀬のクロスに鈴木がジャンプしながら胸で完璧なトラップをします。

そこから左足で右隅に蹴り込みました。

これで逆転に成功です。

チームで奪い取った素晴らしい得点でした。

66分に広瀬、三竿、仲間から安西幸輝、樋口雄太、エヴェラウドと一気に3枚替えをしてきます。

このまま勝ち切りたかったですがそうはいきません。

70分に中盤でボールを奪われたところから奥埜に一本のスルーパスを出させてしまいます。

このパスが加藤陸次樹に通るとドリブルから安西を振り切り左足でシュートを打たれます。

スンテが足に当てるもバーに当たって決まってしまいました。

さらに77分にもロングボールから左サイドで上門知樹に時間を作られます。

スルーパスにジェアン パトリッキが追い越して左足でゴールを許してしまいます。

あまりにあっさりと連続失点をしてしまいました。

その後攻撃もうまくできず時間が過ぎていきます。

その中で86分に和泉から土居聖真に交代です。

そしてエヴェラウドの個の力でネットを揺らします。

ミンテのロングフィードを鈴木が体を投げ出しながらどうにか頭に当てます。

これをエヴェラウドがトラップすると一旦浮かして左サイドに流れます。

そのまま角度のないところからオーバーヘッドシュートを放つと逆サイドのポストに当たってゴールに吸い込まれました。

Jリーグの年間最優秀ゴール賞を獲得しそうなスーパーゴールでどうにかドローに持ち込みます。

鹿島は3点とも素晴らしい得点でした。

それに対し3失点はどれも不甲斐ないものでした。

あまりに守備陣に軽率なミスが目立ちます。

このゲームで勝てないとなるとかなり厳しいです。

首位の横浜F・マリノスは6連勝で勝ち点差は5まで広げられました。

ここに来て差が広がり始めています。

鹿島は連勝できず本当に今が耐え時です。

3試合後の第23節がマリノスとの大一番です。

そこまでの北海道コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸との2試合は何が何でも勝たなければなりません。

そして万全の状態で首位攻防戦に挑みたいと思います。

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