1月28日は安部裕葵の誕生日です。
1999年生まれですので今年で24歳になります。
鹿島アントラーズで育ち、夢を追いかけ世界に羽ばたいていった選手です。
2019年の夏にバルセロナBに移籍してから3年半が経ちましたが苦しい時間を過ごしています。
まず安部の紹介からしていきます。
出身は東京都北区です。
小学生時代は城北アスカFC、中学生時代は本田圭佑がマネジメントをしているS.T.FOOTBALL CLUBに所属していました。
そして高校は広島の瀬戸内高校に入学します。
それほど強豪校というわけではありませんが親元を離れたいということと、高校3年生の夏に広島でインターハイが開かれるため注目されるという理由で入学を決断したようです。
そのインターハイでは本人の思惑通り3ゴールをあげ大会優秀選手に選出されました。
そこで鹿島はオファーを出し9月23日に入団内定となっています。
ただ当時の安部はそこまで評価は高くなかったそうです。
しかし練習で光るものを見せ、2017年のルーキーイヤーから出番を掴みます。
デビューも4月1日第5節の大宮アルディージャ戦と早かったです。
18歳63日でのリーグ戦出場は野沢拓也、内田篤人、荒木遼太郎に次ぐクラブ史上4番目の年少記録となっています。
この年のJリーグワールドチャレンジのセビージャ戦では途中出場からドリブルで相手DFを翻弄します。
そしてこの試合のMVPを受賞しました。
相手のスペイン代表の左SBであったセルヒオ・エスクデロは安部のドリブルが一番印象に残ったとインタビューで答えるほどでした。
2年目の2018年はJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞と着実にステップアップしていきます。
3年目の2019年は鹿島史上最年少で背番号10になりました。
6月にはコパアメリカに日本代表初選出となりAマッチデビューを果たしています。
そして7月12日にバルセロナBに入団という流れです。
しかし移籍後2020年2月、11月、12月と1年で3度も右足大腿二頭筋の怪我をしてしまいます。
ようやく復帰した2021年8月のプレシーズンマッチではトップチームデビューもし、これからが期待されました。
しかしながらジローナとのプレシーズンマッチでまたも負傷し長期離脱となってしまいます。
そして9月3日に発表されたクラブの2021−2022シーズンの背番号リストから名前も消えました。
その後安倍のニュースを見ることは無くなりましたが、2022年2月23日に自身のインスタグラムのライブ配信で近況報告をしてくれます。
それによるとフィンランドで右足ハムストリングの手術をしたそうです。
復帰時期は未定であり、走ることができるまでに2、3ヵ月ほどかかるとのことでした。
そこから1年が経とうとしていますのでそろそろプレーはできるのではないでしょうか。
安部は鹿島史上最大のシンデレラボーイと言っても過言ではありません。
端正な顔立ちで相手DFを切り裂くドリブルはサポーターで魅了させました。
現在の契約期間は2023年6月30日までとなっており、最新の市場価値は10万ユーロ(約1400万円)です。
最高市場価値は100万ユーロであり1/10になっています。
このまま終わってほしくない選手です。
本人は4年契約を結んでいるため簡単には契約解除できないと話をしていました。
移籍を望んでいることは間違いなさそうです。
年俸がいくらかわかりませんが鹿島が払えない金額ではないでしょう。
今の鹿島には藤井智也、須藤直輝と似たようなプレースタイルの選手はいます。
それでも万全な状態であれば戦力として計算できます。
半年後に鹿島はオファーするのでしょうか。
6月上旬は安部の周囲が騒がしくなりそうです。
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