上田綺世の活躍が止まりません。
今季2022年のJ1リーグでは第16節を終了時点まで全試合に出場しています。(スタメン15試合、途中出場1試合)
そしてリーグトップとなる10得点を挙げています。
シュートは51本で10得点のためシュート決定率は19.6%とかなり高いです。
また90分平均得点は0.701となっています。
上田は抜け出しの巧さがよく挙げられます。
他にも身体能力が高く空中戦の強さやポストプレーも高いレベルでこなします。
最もFWとして大事な得点を取ることに関しては右足、左足、頭とどこからでも得点できます。
純粋なFWタイプの選手としては現役日本人ではNo.1と言っても過言ではありません。
今季はまだ半分以上あるのでこのままのペースでいけば20点以上になる計算です。
鹿島アントラーズ初の日本人得点王になる可能性は十分あります。
鹿島はこれからリーグ優勝に向けて正念場となる試合が続きます。
大事な試合でゴールを決めて得点王とともにリーグ優勝に導いてほしいです。
そして上田はまだプロ入り後3年半しか経っていませんが実績は十分です。
まずはここまでのリーグ戦での成績を振り返ってみます。
2019年
13試合(399分出場)4得点 90分平均得点0.902
2020年
26試合(1154分出場)10得点 90分平均得点0.780
2021年
29試合(1753分出場)14得点 90分平均得点0.712
得点数だけを見ると得点王になれるほどの数字ではないです。
しかし毎年高い90分平均得点率の高さを誇ってきました。
ただこれまでは怪我が多く離脱することが多く、出場時間が少ないため得点数は大きく伸びてきませんでした。
それが今季は改善され得点を量産できています。
そして早くもリーグ戦3年連続二桁得点を達成しました。
鹿島で3年連続二桁得点を達成したのは史上4人目となりました。
以下がその選手です。
黒崎比差支(3年連続)
1993年 11点
1994年 10点
1995年 11点
長谷川祥之(3年連続)
1994年 21点
1995年 16点
1996年 12点
マルキーニョス(4年連続)
2007年 14点
2008年 21点
2009年 13点
2010年 11点
黒崎、長谷川はJリーグ草創期の鹿島を支えた2トップです。
そしてマルキーニョスはリーグ3連覇に貢献した助っ人で2008年にクラブ史上初の得点王になっています。
上田は23歳にして彼らに並ぶ実績を作りました。
そのため世界からも目を付けられています。
6月4日にはポルトガル紙「Correio da Manhã」でスポルディングに移籍すると報じられました。
また翌日6月5日にはドイツメディア「DER WESTEN」がシャルケの移籍先候補に挙がっていることを報じています。
シャルケ移籍は5月にも噂がありリストの1人であることは間違いなさそうです。
上田の市場価値は120万ユーロ(約1億7000万円)と世界的に見れば格安です。
そのため今後も移籍先として様々なクラブの名が出てくるでしょう。
残念ですが海外移籍はそう遠くないと思います。
いつまで鹿島のユニフォームを着てプレーするかわかりませんので1つ1つのプレーを目に焼き付けておきたいですね。
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