須藤直輝、鹿島復帰で勝負の3年目へ

鹿島アントラーズ

1月5日にツエーゲン金沢に育成型期限付き移籍をしていた須藤直輝の鹿島アントラーズ復帰が発表されました。

レンタル移籍だったので復帰が既定路線とはいえ今オフ12人目の加入です。

残すは退団情報のみかと思っていたため驚きの復帰でした。

本当に今オフは補強に余念がありません。

何が何でもタイトルを獲るというクラブの強い意思を感じます。

十分な戦力は整っているので後は結果を出すのみです。

ここで須藤の紹介したいと思います。

2002年10月1日に埼玉県熊谷市で生まれました。

中学生になり地元の大宮アルディージャジュニアユースに所属します。

その頃にはすでに将来有望な選手でありU-15日本代表にも選ばれるほどでした。

高校に上がる時に実力的には大宮のユースに昇格できたようです。

しかし高校選手権に出場したい、またスタイルが合っていると感じ自分で昌平高校を選びます。

中学生で冷静に進路を決断できることは凄いことです。

昌平高校は2014年の第93回全国高校サッカー選手権が初出場であり、今年まで5回の出場をしています。

ここ最近になり選手権の常連校となった強豪校です。

その昌平高校では1年生からレギュラーとなり10番を任される選手でした。

そして目標であった高校選手権には2年時の第98回、3年時の第99回と2度出場しています。

結果は2大会連続でベスト8でした。

特に第99回大会はプロ内定4人を擁し優勝候補であったため悔しい敗退でした。

須藤の最大の魅力は変幻自在のドリブルです。

中学生時代から得意だったようで磨きをかけてきました。

須藤のドリブルはスピードで直線的にぶち抜くタイプでなくテクニックで状況を見て縦にも横にもかわしていきます。

身長は169㎝と小柄であり緩急を付けてのドリブルです。

高校生相手では無双しており止められるDFはいませんでした。

そして高校卒業後の2021年に鹿島アントラーズに入団することになります。

その決め手は2020年8月23日の第12節ガンバ大阪戦での内田篤人の引退スピーチだったそうです。

「カシマは少し田舎ですが、サッカーに集中できる環境、レベルの高さ、そしていま在籍している選手が君たちの大きな壁となり、ライバルとなり、偉大な先輩として迎え入れてくれるはずです。僕はそれを強く願います。」と未来の後輩に向けてメッセージを送っていました。

この言葉は当時高校3年生であった須藤の心に響き、鹿島入団を決めています。

しかし超高校級ドリブラーにとってもプロの壁は高かったです。

ルーキーイヤーは1試合もリーグ戦でベンチ入りできず、ルヴァン杯に2試合途中出場したのみでした。

プレー時間はたったの13分です。

そのため2022年は出場機会を求めてJ2のツエーゲン金沢に武者修行に出ることになりました。

リーグ戦で15試合(351分出場)と思った以上に出場時間を伸ばすことはできませんでしたが鹿島ではできなかった経験を積めたのではないでしょうか。

その成果を鹿島で発揮してほしいです。

ただ鹿島は元々2列目の選手層が厚く、それは今季も変わりません。

須藤の主戦場は左サイドハーフとなっています。

どのようなフォーメーションを採用するかわかりませんがアルトゥール・カイキと仲間隼斗がライバルになりそうです。

また鈴木優磨も左で使われるかもしれませんし、松村優太もここで起用される可能性があります。

左SHは最も実力者が揃っているポジションと言っても過言ではありません。

高卒3年目の若手にとって非常に厳しいポジション争いとなりました。

鹿島の場合、レンタル移籍でそのまま他クラブに完全移籍となるケースが少なくないです。

その点でまずは復帰できたことはよかったです。

しかしチャンスはそう多くはないはずです。

おそらく途中出場の短い時間でのアピールになります。

今の鹿島は連携が上手い選手は多くいますが個で勝負できる選手はなかなかいません。

須藤は爪痕を残しながら得点やアシストと目に見える結果が必要です。

これからもまだまだ辛く険しい道は続きます。

ここを乗り越えた先には輝かしい未来が必ず待っているので自分の力で切り開いてほしいです。

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