6月23日は第19節大分トリニータ戦が昭和電工ドーム大分で行われます。
前節は6月20日の日曜日に試合がありましたので試合の間隔が狭いです。
アラーノのアディショナルタイムでの同点弾が飛び出したとは言え決して喜べるものではありませんでした。
ホームでベガルタ仙台相手に内容で圧倒しながらもドローにするのがやっとでした。
浮上のきっかけが掴めそうで掴めないもどかしい試合が続きます。
チーム状況が好転する何かがほしいところです。
中2日でアウェイの大分ということで選手も大変です。
大分は6月19日の土曜日が第18節でしたので1日鹿島よりもコンディション面で有利に立っています。
それでも内容の伴った勝利がほしいです。
今節の相手である大分トリニータも決してチームがうまくいっているとは言えません。
現在3勝3分11敗の勝ち点12で19位です。
かなりJ1残留は厳しくなっています。
ここまで降格圏に沈んでいますが接戦を落としている印象です。
11敗の内、1点差負けが6試合、2点差負けが4試合と粘ってはいます。
ただ点の取れる選手がおらず競り負けています。
これ以上負け続けると片野坂知宏監督の解任もあるかもしれません。
過去のリーグ戦対戦成績ですがこれまで20試合行っており、12勝4分4敗です。
得点は32、失点は17ですので得失点差も稼いでいます。
勝率は60%であり、現在J1に所属している中では高い方です。
大分は2008年にJ1で4位になり旋風を巻き起こしましたが2009年に17位でJ2降格が決まります。
その後2013年にJ1に復帰をするもまたJ2に降格しさらには2016年はJ3も味わっています。
そして2019年に久しぶりにJ1に上がってきました。
そのためここ2年間の対戦成績を見てみましょう。
2019年
2月23日第8節 ●1-2
8月17日第23節 ○1-0
2020年
8月1日第8節 ○4-1
9月27日第19節 ●0-2
相性の良かったはずなのにここ4試合では2勝2敗と全くの五分です。
そしてなぜかホームで2敗、アウェイで2勝となっています。
印象深いのは2019年の開幕戦です。
鹿島は前年2018年にACLを獲得し2019年はJリーグ制覇を見据えていました。
そして開幕戦の相手がホームで久々にJ1に昇格した大分トリニータです。
正直誰もが勝てると思っていました。
しかし藤本憲明にまさかの2ゴールを食らい敗戦するというショッキングなものでした。
そして昨年2020年の最初の対戦も忘れられません。
序盤から負けが続きなかなか鹿島のサッカーの良さが出せずにいました。
そんな中でエヴェラウドが加入後初のハットトリックを達成します。
この試合でエヴェラウドも日本でやっていける自信を付けたでしょう。
来日1年目でリーグ18得点を挙げるきっかけを作った試合だったと言えます。
上記で見たように昭和電工ドーム大分では直近2勝でしたが通算でも相性が良いです。
過去の公式戦で7勝3分2敗となっています。
また試合数が少ないながらも2008年、2009年、2013年も勝利しています。
そのため昭和電工ドームでの大分戦は5連勝中です。
今節も勝って6連勝としたいです。
またこの試合は負けられない理由があります。
それはブラジル代表カラーの3RDユニフォームを着用しての試合だからです。
おそらくブラジル人選手たちは相当やる気に満ち溢れているはずです。
なかなか鹿島ではこのような機会がないので楽しみにしています。
ぜひスタジアムで観戦される方はこの姿を目に焼き付けてきてください。
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