5月3日は第11節ジュビロ磐田戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は3−1での快勝です。
ゴールデンウィークで大入りのホームゲームでレネ・ヴァイラー監督のベストゲームと言ってよかったのではないでしょうか。
全体的にはゲームを支配し勝ち点3をしっかりとゲットできています。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
MF27 松村優太
MF17 アルトゥールカイキ
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨
守備ラインとFWはだいぶメンバーが固定されてきました。
中盤は樋口を中心として組み合わせを選んでいる印象です。
鹿島はチーム状態の良さが感じられ序盤からジュビロを圧倒し押し込んでいきます。
そして5分に左サイドから三竿のクロスに常本が頭で折り返します。
中で松村がボールを落とすと鈴木が右足ボレーで狙います。
これは残念ながら左に外れてしまいました。
しかし開始早々にチャンスを作ります。
16分には樋口の浮き球のクロスにカイキが頭で合わせます。
いいシュートでしたが相手GKアレクセイ コシェレフの正面であり弾かれてしまいました。
29分についに先制点が生まれます。
樋口のアウトスイングのCKにカイキが打点の高いヘディングシュートを打つとゴール左に吸い込まれました。
34分には樋口の右足の巻いたシュートはわずか左でゴールはなりません。
そして35分は一瞬の隙から上田が決めます。
鈴木がディフェンスライン裏へ浮き球のパスを出します。
すると上田は抜群の抜け出しでフリーになるとGKとの1対1を冷静に左足で決めました。
前半は幾度となく鋭いシュートがあり2点でも少ないくらいでした。
それくらい素晴らしい内容です。
後半はジュビロが反撃に出てきます。
前に出てくるようになり迫力ある攻撃を展開してきます。
それでも53分に鈴木の左足でのスルーパスから上田がタイミングをずらしたシュートを打ちます。
ただこれはバーの右上に飛んでしまいました。
その後は自陣でのプレーに多くの時間を時間を費やすことになります。
攻め込まれても体を張った守備で守っていきます。
68分にはスンテのパントキックをファビアン ゴンザレスが足を出し跳ね返ったボールがそのままゴールラインを割ります。
反則なのか微妙なシーンでしたが判定はノーゴールでした。
鹿島としては助かりました。
嫌な流れをどうにか凌ぎたかったのですが耐えきれません。
71分にショートコーナーから山本康裕がクロスを入れるとファビアン ゴンザレスにファーサイドで頭で決められてしまいます。
完全に隙を突かれた手痛い失点です。
72分に和泉、鈴木からファン アラーノ、ディエゴ ピトゥカに交代します。
苦しい時間は続きますがワンチャンスをモノにします。
78分にカイキが相手DFをうまく交わすと上田にパスを出します。
すると上田は斜めに走り出し難しい体勢から左足で強烈なシュートをネットに突き刺します。
左足でもパンチのあるシュートがあることを証明してくれます。
DAZN解説の水沼貴史も「This is 上田綺世」と大絶賛でした。
81分に松村から土居聖真、87分には上田から染野唯月に交代します。
最後まで攻める姿勢を見せて3-1で試合終了となりました。
これでリーグ戦は2試合連続3得点で2連勝です。
ようやく得点が取れるようになってきました。
2位の川崎フロンターレより1試合消化が多くなりましたが勝ち点差は5に広がっています。
まだ1/3が終わったところであり全く油断はできません。
それでもこの位置にいることは幸せなことです。
次の試合も中3日でアウェイゲームのサンフレッチェ広島と連戦が続きます。
連勝を伸ばせるよう次の試合も期待しています。
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