12月2日を忘れない【鹿島アントラーズ史上最大の悲劇】

鹿島アントラーズ

2017年12月2日。

この日付だけであの悲劇を思い出される方も少なくないかもしれません。

鹿島アントラーズに関わる全ての方々がこれまでで一番悲しみに暮れた日だったのではないでしょうか。

もう鹿島はリーグ優勝が手の届くところまで来ていました。

しかし最後の最後で優勝を逃してしまいました。

時を1年遡ると前年2016年は快進撃の年でした。

まず1stステージを優勝し早々にチャンピオンシップ出場権を獲得します。(当時は2ステージ制)

2ndステージの失速により年間3位になりますが、そこから見事リーグ優勝を勝ち取りました。

その後開催国枠で初出場したクラブワールドカップでは強豪クラブを次々に撃破しアジア初の決勝進出を果たします。

決勝ではレアル・マドリード相手に延長戦までもつれ込む大激戦を演じるも惜しくも敗れ準優勝となってしまいました。

もう少しで世界一になれるところで逃したのは残念でしたが、レアルと真剣勝負できたことはクラブの財産となります。

さらに天皇杯も制し2冠を達成と充実のシーズンを送りました。

翌2017年のクラブの目標は初のアジア制覇でした。

大型補強でリーグ戦こそまずまずの出だしを見せますが、ACLはラウンド16で広州恒大にアウェイゴールの差で敗れてしまいます。

すると石井正忠監督の解任に踏み切り、大岩剛コーチを監督に就任させる荒治療に出ます。

サポーターからは反発の声が上がりましたがこれでチームに一体感が出ました。

大岩監督就任後はリーグ戦で5連勝を2度も達成するなど優勝に向けて着実に歩みを進めます。

第27節のガンバ大阪戦ではアディショナルタイムに植田直通がヘディングで決勝点を叩き込み、誰もが優勝を信じて疑いませんでした。

そしてホーム最終戦となった第33節柏レイソル戦では勝てば優勝という最高のシチュエーションで迎えます。

36,080人が優勝を見届けようとカシマサッカースタジアムに集まりました。

しかし選手も固くなったのか幾度とある決定機を決められずスコアレスドローで優勝は最終節に持ち越しとなります。

2位川崎フロンターレの存在は不気味ではありましたが、鹿島は勝てば自力で優勝を決められ引き分けでも川崎が勝たない限りは優勝という圧倒的に有利な状況でありました。

そして上述の12月2日14:00に最終節が同時刻キックオフがされます。

鹿島はアウェイでジュビロ磐田の守りの前にいい形が作れず2試合連続のスコアレスドローに終わります。

一方の川崎は大宮アルディージャに5−0で勝利をしました。

2017年の勝ち点72は2007年と並ぶ鹿島のクラブ史上最多勝ち点です。

年間23勝も現行制度ではクラブ最多勝利と素晴らしい成績でした。

それでもリーグ優勝はできませんでした。

もちろんこれまで何度も決勝戦で敗れ優勝を逃してきました。

しかしリーグ優勝を自力で決められる状況で逃したことは初めてでした。

私は今もこのショックを引きずっています。

この時から鹿島の歯車は狂ったままです。

2018年にACLこそ優勝できましたが国内タイトルは獲れていません。

6年連続国内無冠はクラブワースト記録を更新中です。

対する川崎はこの2017年のリーグ優勝が初タイトルでした。

それまでは準優勝が多く、シルバーコレクターと揶揄されることもありました。

しかしこれを機に川崎が変わります。

2017年以降リーグ優勝4回、ルヴァン杯1回、天皇杯1回とタイトルを総なめにし、一気に常勝軍団へと駆け上がっていったのです。

残念ながら現在の鹿島からは一段も二段も上の存在となってしまいました。

今では完全に両者の立場は逆転しています。

鹿島は常勝軍団からチャレンジャーになってしまいました。

鹿島の時計の針は止まったままです。

しかし11月30日に植田直通の復帰が正式発表され、昌子源も復帰濃厚とのことです。

また柴崎岳も帰ってくるかもしれません。

海外を経験したタイトルを知る選手たちと将来性豊かな若手選手とのハーモニーは新たな歴史を築く予感がします。

来年こそリーグ優勝し2017年の悲劇から解放されたいです。

そしてもう一度常勝軍団を復活させましょう。

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