9年間鹿島アントラーズの成績はほぼ変わっていない現実

鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズは11月3日のサンフレッチェ広島戦を終えてリーグ戦は34試合を消化しました。

今年はコロナによる異例のシーズンでありJ1は20クラブあります。

そのため第38節まであり残り4試合残っています。

しかし例年であれば18クラブのため第34節が最終節です。

この体制は2005年から始まり昨年2020年まで16年間行われてきました。

今回は単純な比較にはなりませんが34試合という試合数は同じのため一つの指標にはなります。

そして過去の成績を見比べていたところ衝撃的な事実に気づきました。

以下に2013年以降の成績と順位を列挙いたします。(2015年と2016年は2ステージの合算成績)

2013年 5位
勝ち点59 18勝5分11敗 得点60、失点52、得失点差8

2014年 3位
勝ち点60 18勝6分10敗 得点64、失点39、得失点差25

2015年 5位
勝ち点59 18勝5分11敗 得点57、失点41、得失点差16

2016年 3位(チャンピオンシップで優勝)
勝ち点59 18勝5分11敗 得点53、失点34、得失点差19

2017年 2位
勝ち点72 23勝3分8敗 得点53、失点31、得失点差22

2018年 3位
勝ち点56 16勝8分10敗 得点50、失点39、得失点差11

2019年 3位
勝ち点63 18勝9分7敗 得点54、失点30、得失点差24

2020年 5位
勝ち点59 18勝5分11敗 得点55、失点44、得失点差11

2021年 5位
勝ち点59 18勝5分11敗 得点59、失点36、得失点差23

これが9年分のリーグ戦の成績です。

お気づきの通り2017年以外はほとんど同じような成績です。

順位は相対評価になりますので2018年のように勝ち点が低くても3位になることもあります。

しかし勝ち点は59から63の間で推移しており得点と失点も大きな差はありません。

近年はスタートダッシュに失敗したり、主力を海外移籍で取られたりと色々なことがありました。

それでも結局は上位に食い込んでいるあたりは流石とも言えます。

ただ今の勝ち点では優勝はできません。

2016年はチャンピオンシップで勝利したため優勝できましたが勝ち点で見れば今年と同じ59です。

残念ですが成長できているとは言い難い結果です。

川崎フロンターレは年々成長しておりここ5年間で4度もリーグ優勝をしています。

特に去年は記録づくめの優勝であり勝ち点は18チーム制での最多となる83となりました。

鹿島とは勝ち点24も差が開いており絶望的な数字でした。

そして今年はさらに記録を更新し34試合を消化時点で勝ち点85を稼ぎあっさり優勝を決めています。

しかもシーズン途中に田中碧がデュッセルドルフ(ドイツ)へ三笘薫がユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)へと海外移籍をしても成績は落ちませんでした。

本当に脱帽です。

まさか2017年に初優勝したときにはこれほどのクラブになるとは思いも寄りませんでした。

来年1年でこれほど開いた差を埋められるかはわかりません。

しかし何もしないわけにもいきません。

もう鹿島は常勝軍団ではなくチャレンジャーです。

少しずつ着実に成長していき川崎に追いつき追い越したいです。

これまでも苦難の時期はありました。

もしかしたら今が最大の山場かもしれません。

それでももう一度鹿島アントラーズが輝きを取り戻してくれることを信じて止みません。

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