安西幸輝が完全移籍で加入決定【背番号2の系譜】

鹿島アントラーズ

7月19日に安西幸輝がポルティモネンセより完全移籍で加入したことが公式HPで発表されました。

7月15日に報道が出てからわずか4日で正式発表となりました。

鹿島の場合はほとんど移籍話が漏れることがありません。

そのためニュースに出た辺りではほぼ決まっています。

今回も7月20日からチームに合流するとのことですのである程度は決定していたのでしょう。

ただ正式に発表されて一安心です。

安西はプレー面では左サイドバックを主として右サイドバック、両サイドハーフとあらゆるポジションをこなせる選手です。

今回鹿島がどのポジションで起用を考えているかはわかりませんがどこで出てもハイレベルなので大丈夫でしょう。

またプレー以外でも明るい性格でチームの雰囲気を良くしてくれる選手です。

こういったことはどの選手にもできるわけではなく安西にしかない持ち味です。

ムードメーカーとしても活躍を期待しています。

私がこの発表で最も驚いたのが背番号が2番を与えられたことです。

鹿島アントラーズでは1997年の背番号固定制以降2番はジョルジーニョ、名良橋晃、内田篤人と3人しか付けていません。

そして3人とも右サイドバックが本職の選手です。

そのため次の背番号2は常本佳吾になると思っていました。

個人的には安西は背番号7にいつかはなると予想していました。

初めて右サイドバックが本職でない選手が2番になっています。

これからは安西が2番を自分のものにしてもらいたいですね。

そこで今回は上記3選手がどれほど偉大であったかを紹介したいと思います。(鹿島アントラーズ所属時の成績)

ジョルジーニョ(1995〜1998年所属)

リーグ戦103試合17得点

獲得タイトル
リーグ優勝2回(1996年、1998年)
ナビスコカップ優勝1回(1997年)
天皇杯優勝1回(1997年)
個人賞
Jリーグ最優秀選手賞(1996年)
Jリーグベストイレブン(1996年)
ナビスコカップMVP(1997年)

名良橋晃(1997〜2006年)

リーグ戦196試合16得点

獲得タイトル
リーグ優勝3回(1998年、2000年、2001年)
ナビスコカップ優勝3回(1997、2000、2002年)
天皇杯優勝2回(1997、2000年)
個人賞
Jリーグベストイレブン(2001年)

内田篤人(2006〜2010年、2018〜2020年)

リーグ戦148試合3得点

獲得タイトル
リーグ優勝3回(2007年、2008年、2009年)
天皇杯優勝1回(2007年)
ACL優勝1回(2018年)
個人賞
Jリーグベストイレブン(2008年、2009年)

改めてみると3人とも凄い功績を残しています。

背番号2は非常に重い番号であることを安西本人は理解し背負うことになったと思います。

おそらくチームとしては鹿島で選手生命を終える覚悟を持ってほしいと与えたのでしょう。

サポーターも同じ気持ちです。

これまでの背番号2は皆鹿島アントラーズの歴史に名を残すレジェンド達です。

これからはこの3選手を超える実績を残してもらいたいです。

安西は2018年にACLを獲得した際に貢献しています。

今度は2番の安西としてリーグ優勝、ACL優勝とタイトルを1つでも多く獲得してもらいたいと思います。

そして日本代表にも絡める選手ですのでぜひ来年2022年のカタールW杯のメンバー入りも目指してほしいです。

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