2022年鹿島アントラーズの背番号は深い意味がある

鹿島アントラーズ

1月11日に今年度の新体制が発表されました。

本来であれば練習も開始される予定でしたが、1月10日に選手1名が新型コロナウイルス感染症PCR検査で陽性診断が出てしまったことが公表されます。

そのため練習は中止になり翌日の1月12日が初日となっています。

また全国的に雨の降りしきる1日となり晴々とした出発とはなりませんでした。

果たして今年の鹿島アントラーズは一体どうなるのでしょうか。

そして登録選手ですが昨年のメンバーが23名、レンタルバックが2名、移籍新加入が5名、ユースからの昇格が1名の計31名です。

高体連、大卒の新加入が1人もいない珍しい年となりました。

安部裕葵、植田直通の復帰といったサプライズはなかったですね。

しかしクォン・スンテやエヴェラウドなど移籍の噂があっただけに名前があって安心しました。

このメンバーで必ずタイトルを獲得してもらいましょう。

ただ背番号の入れ替わりが多く慣れるまで時間がかかりそうです。

今回は6名の選手の背番号について触れてみようと思います。

背番号5 関川郁万
昨シーズン終盤の飛躍からレギュラー番号になることは確実でした。
そして鹿島の伝統的なCBの番号である3番になるとの予想が多かったです。
しかし実際は5番でした。
5番は流通経済大学付属柏高校時代の慣れ親しんだ番号です。
鹿島では青木剛、植田直通、チョン・スンヒョンと各国の代表が付けていた番号でもあります。
この番号を自分のものにしてほしいです。

背番号6 三竿健斗
キャプテンも背番号が変更になっています。
三竿はずっと20番でいくものだと思っていました。
東京ヴェルディでも20番でありプロ入り初の一桁番号です。
これまで本田泰人、中田浩二、永木亮太とチームを鼓舞するボランチが付けてきた番号です。
よく考えれば最も適任であり似合うと思います。

背番号10 荒木遼太郎
今年最大のサプライズです。
これまで鹿島のエースナンバーの13からの変更になりました。
実質13番はレギュラー番号なので異例と言えます。
東福岡高校でも10番であり本人は好きな番号なのかもしれません。
東福岡高校OBで鹿島の10番と言えば本山雅志がいます。
海外に行く日は近そうですが本山を超えるインパクトを期待しています。

背番号16 小田逸稀
町田ゼルビア、ジェフ千葉と2年間の武者修行から復帰しました。
かつては23番でしたが今は林尚輝が付けていますので16番になりました。
これまで16番はアウグスト、山本脩斗と2人の左SBが背負っています。
特に山本は所属7年間でリーグ戦、カップ戦、天皇杯、ACLと全てのタイトル獲得に貢献しています。
これはクラブからの期待ではないでしょうか。
左SBは手薄なポジションなので安西幸輝と熾烈なレギュラー争いをしてほしいです。

背番号28 溝口修平
唯一の新人選手です。
しかしユース出身なので既に鹿島の雰囲気はわかっているはずで心配はなさそうです。
28番は昨年まで町田浩樹が付けておりその前は土居聖真です。
2人ともユース出身でトップのレギュラーになるまで成長しました。
左足のいいクロスが武器であり将来が楽しみな逸材です。

背番号40 鈴木優磨
復帰が決まった時にかつての背番号9はエヴェラウドがいるためどうなるか注目でした。
それがまさか40番を選んでくるところにアントラーズ愛を感じます。
これまで40番は小笠原満男ただ1人しかいません。
小笠原も元々は8番でしたがイタリアのメッシーナから復帰後は40番として経験を還元してくれています。
まさにその役割を担う選手です。
今度は鈴木が若きチームに海外での経験を伝え新しい時代を作ってほしいです。

上記6選手は新しい鹿島アントラーズの象徴です。

これまでチームを支えてくれたベテラン勢がいなくなりチームは変革の時期を迎えています。

今季タイトルを獲るか獲らないかで大きく鹿島の未来は変わりそうです。

そのためにも彼らの活躍は必須です。

ぜひ背番号を自分色に染めてシーズンの終了時にはこれまでで最も似合う選手になってもらいたいです。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました