師岡柊生、異例の経緯で鹿島アントラーズ入団へ

鹿島アントラーズ

11月17日に東京国際大学のFW師岡柊生(もろおかしゅう)が2023年より鹿島アントラーズに加入することが発表されました。

これで来季はすでに発表されている下田栄祐(鹿島アントラーズユース)、津久井佳祐(昌平高校)に次ぐ3人目の加入となります。

大卒選手なので即戦力として期待されています。

早く出場機会を得てプロに馴染んでほしいです。

そして鹿島の得点力不足を解消する選手になってほしいと思います。

ただ師岡は複雑な経緯で鹿島に入団することになりました。

ここは先に触れておかなければなりません。

元々8月3日にジュビロ磐田に内定が発表されていました。

本人もジュビロでやれる喜びをコメントしています。

しかしその後10月19日にジュビロはファビアン ゴンザレスとの契約で規則違反があったとして、FIFAから処分を受けたことを発表します。

内容は来季の新規選手登録禁止など非常に厳しいものでした。

正直どこに非があるのかわかりません。

そして11月17日に師岡のジュビロ内定が解除され、同日鹿島内定が発表となっています。

まずは師岡がどんな選手なのかを紹介していきます。

2000年12月9日生まれの現在21歳です。

小学生の時に大和田サッカークラブに入部し、中学ではFC多摩ジュニアユースに所属していました。

FC多摩では関川郁万と同級生であり一緒にプレーしています。

その後、高校は山梨県の日本航空高校に進学しました。

高校3年生次には全国高校サッカー選手権に出場しています。

日本航空高校は6年ぶり2度目の晴れ舞台でした。

師岡自身は得点はありませんでしたが背番号10を背負いチームをベスト8まで導いています。

それでもJリーグからオファーはなく高校卒業後は東京国際大学に進みました。

そこで2トップを組む佐川洸介との相性は抜群で得点を量産するようになります。

そしてプロへの道を切り開くことになりました。

身長は174㎝で体重は69kgと小柄な選手です。

しかし大学時代にフィジカルを強化し相手DFに当たり負けをしません。

そのためサイズを活かした動き出しに磨きがかかり、今季は関東大学サッカーリーグで8得点を挙げています。

また長距離走者だった父親譲りの無尽蔵のスタミナも特徴です。

師岡は入団前から不本意な形で注目される選手となってしまいました。

ただプロサッカー選手になれる逸材です。

メンタルも強く素晴らしい人間性の持ち主だと思っています。

本人はジュビロに入団したかったのかもしれません。

それでも鹿島に入団することになったのは何かの運命です。

ここは気持ちを切り替えて鹿島の力になってもらいたいです。

サポーターは皆応援しています。

鹿島の歴史に名を残すような選手になってください。

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