9月10日は第29節京都サンガF.C.戦がサンガスタジアム by KYOCERAで行われます。
サンガスタジアムはその名の通り京都サンガのホームスタジアムであり2020年1月11日に開場したばかりの新しいスタジアムです。
条例上の正式名称は京都府立京都スタジアムです。
座席数は21,670席でありますが球技専用スタジアムのため臨場感があります。
サンガは今季は2010年以来12年ぶりのJ1を戦っています。
そのため鹿島アントラーズがこのスタジアムで試合をするのは初めてです。
確実に勝利しいいイメージを持ってこれからも試合を行えるようにしたいです。
以前はサンガとの試合は西京極総合運動公園陸上競技場で行われていました。
サンガは1996年にJリーグに加盟のため比較的多くの試合が行われています。
鹿島は西京極で公式戦を13試合行い5勝1分7敗と負け越しており勝率38.5%でした。
そもそもサンガとは公式戦で27試合を戦い18勝2分7敗の勝率66.7%と圧倒しています。
それなのにアウェイでの勝率の低さは考えられません。
やはり選手にとってはやり易いスタジアム、やり難いスタジアムがあるようです。
ここでどのスタジアムの勝率が良いか調べてみました。
数試合しか行っていないスタジアムでは参考にならないので10試合以上公式戦を行ったスタジアムでの勝率上位ランキングは以下の通りです。(9月9日現在)
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 勝率75.0%(9勝1分2敗)
パナソニックスタジアム吹田 勝率72.7%(8勝2分1敗)
ユアテックスタジアム仙台 勝率72.2%(13勝5敗)
ベスト電器スタジアム 勝率66.7%(10勝2分3敗)
ノエビアスタジアム神戸 勝率65.0%(13勝3分4敗)
ヤンマースタジアム長居 勝率59.1%(13勝4分5敗)
ヤマハスタジアム 勝率54.2%(13勝7分4敗)
ちなみにホームのカシマサッカースタジアムでは645試合で401勝100分144敗です。
勝率62.2%となっていますので上位のスタジアムはホームよりも得意としています。
やや複雑な結果です。
ただこうして見ると鹿島は関西での勝率が高くなっています。
カシスタを除く上位7スタジアムの内4つも関西のスタジアムが入っています。
他にもヨドコウ桜スタジアムでは公式戦3勝1敗の勝率75.0%です。
今回のように関西での新スタジアムでの試合と言えばパナソニックスタジアム吹田が思い出されます。
2016年2月28日にガンバ大阪とのリーグ開幕戦として開催されました。
公式戦としてはこれが初の試合でした。
そして鹿島が72分に右サイドからカイオのクロスに鈴木優磨が頭で決めて1−0で勝利します。
かつてのガンバのホームスタジアムであった万博記念競技場では公式戦13勝5分10敗で勝率46.4%と低い勝率でした。
それがパナスタでは初戦の勝利で勢いづき得意のスタジアムになりました。
鹿島にとっては2016年のクラブワールドカップや天皇杯決勝といい想い出が詰まっています。
今回もサンガスタジアムの初戦で勝利しぜひ得意なスタジアムの一つにしたいです。
その大事な試合でやっぱり鈴木優磨のゴールが見たいですね。

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