3月18日は第5節横浜F・マリノス戦が日産スタジアムで行われます。
勝ち点7で並ぶオリジナル10同士の上位対決です。
早くも今季の優勝争いを左右する重要な試合となっています。
鹿島アントラーズはここまでの4試合でスタメンを固定して戦ってきました。
唯一前節のアビスパ福岡戦で怪我から復帰した昌子源を関川郁万と変えたのみです。
岩政監督の中で確かな手応えがあるのでしょう。
しかし今節は意図せずに変更を加えなければなりません。
福岡戦で佐野海舟が53分に2枚目のイエローカードで退場となってしまいました。
そのため佐野は大事なマリノス戦に出場停止です。
今の鹿島にとってアンカーはまさにチームの心臓部でありかなりの痛手です。
しかも佐野のように守備に長けた選手は他にいません。
おそらくフォーメーションから変更しこの大一番に臨むことになります。
せっかく同じメンバー、フォーメーションでやってきたのにこのマリノス戦でプレーできないのが残念で仕方ありません。
全員でカバーしながら勝利に向けて戦っていきたいです。
マリノスとはJリーグ開幕から毎年対戦があります。
オリジナル10でJ2降格経験がないのはこの2クラブだけです。
そのため最もリーグ戦で対戦が多く66試合対戦しています。
通算成績は34勝8分24敗です。
勝率は51.5%であり平均よりやや低くなっています。(全体では1028試合で563勝155分310敗の勝率54.8%)
66試合で得点は104、失点は90です。
ここ7年間の対戦成績は以下の通りです。
2016年
5月14日1st第12節 ○1-0
8月27日2nd第10節 △2-2
2017年
3月10日第3節 ○1-0
10月21日第30節 ●2-3
2018年
4月28日第11節 ●0-3
8月19日第23節 ○1-0
2019年
4月28日第9節 ●1-2
8月10日第22節 ○2-1
2020年
7月18日第5節 ○4-2
11月3日第31節 ○3-2
2021年
5月15日第14節 ○5-3
8月28日第27節 ○2-0
2022年
4月10日第8節 ●0-3
7月30日第23節 ●0-2
直近14試合では8勝1分5敗となっています。
ここ4年間で2度のリーグ優勝をしている相手に相性は悪くありません。
それは上田綺世がマリノスキラーであり、2019年第22節の初ゴール以降5試合連続の6得点を挙げていたからです。
そして5連勝とチームに勝ち点をもたらしてきました。
ただ昨季は2試合連続無得点でダブルを食らっています。
そのため相性の良さも消されてしまいました。
今の鹿島には上田はいませんが土居聖真がいます。
土居もマリノスを得意としている選手です。
マリノスとの公式戦では22試合に出場し7得点と最も得点を決めています。
2021年の第14節では日本人選手で野沢拓也以来16年ぶりのハットトリックを達成しました。
さらに前節の福岡戦では鹿島史上8人目のリーグ戦300試合出場も果たしています。
自ら祝砲となるゴールが見たいです。
今季のマリノスは4失点中クロスから3失点と流れの中からの守備が課題です。
全てサイドを深くえぐられ似たような形での失点でした。
さらにもう1失点も後方からのビルドアップに失敗し失点をしています。
藤井智也や松村優太とサイドにスピードのある選手がいるので特徴を発揮すればマリノスを守備網を崩せそうです。
逆に鹿島は強力なCBがいるためクロスに対して跳ね返す力があります。
鹿島は4試合で流れから無失点とめっぽう強いです。
ただ3失点は全てセットプレーからとなっています。
さらにルヴァン杯柏レイソル戦でもCKからやられました。
そして試合終盤での失点が多く勝ち点を落としています。
試合終了のホイッスルが鳴るまで集中したいです。
この試合を終えると開幕から5試合を消化になります。
勝てば勝ち点10となり優勝ラインに乗ってきます。
今季は全体的に勝ち点が詰まっており首位に躍り出る可能性がある一戦です。
この試合の後はサンフレッチェ広島 、柏レイソル、ヴィッセル神戸と難敵が続きます。
昨年の第23節のアウェイの対戦では何もできずに完敗でした。
以下に友人が撮影した試合後のYouTube動画があります。
逆転優勝へ向けて意気込んで臨んだ天王山は返り討ちに遭いました。
ゴール裏からも悲しみの様子が伝わってきます。
今季はこんな悔しい思いはしたくありません。
中盤戦に向けていい流れを作るためにも絶対に勝ちたいです。
そして気持ちよく日産スタジアムから帰宅しましょう。
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