5月7日は第12節セレッソ大阪戦がヨドコウ桜スタジアムで行われました。
結果は1−0での完封勝利です。
これでリーグ戦4試合連続のクリーンシートで4連勝となりました。
まずは試合を振り返っていきたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF22 広瀬陸斗
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF8 土居聖真
MF33 仲間隼斗
FW37 垣田裕暉
FW40 鈴木優磨
連戦だったこともありスタメンは安西と土居の2人を入れ替えてきました。
試合は大雨の影響でピッチ上に水溜りができボールが走りません。
ロングボールを多用しセカンドボールを狙うも球際で攻防が続きなかなかペースを掴めない展開となります。
セレッソにゴール前まで迫られるシーンもありましたがうまく乗り切ると鹿島も攻撃に出ました。
19分に右サイドから広瀬がクロスを上げます。
相手DFにクリアされるもこのボールを安西がボレーシュートを打ちます。
すると鈴木の頭上にボールが飛びオーバーヘッドでゴールを狙って行きました。
大きくバーを越えてはしまいましたが調子の良さを感じさせてくれます。
その後は29分に右サイドで鈴木と土居でボールを繋ぐと土居がクロスを上げます。
ニアで垣田が飛び込みますがミートできません。
前半の決定機と呼べる場面はこの2つほどでした。
後半勝負の試合となります。
そして後半開始から広瀬、仲間から常本佳吾、アルトゥール カイキと2枚替えをしてきます。
このピッチでも馬力を出せる2人を投入してきました。
ただ後半も大きな動きはありません。
前半同様に球際の攻防が続き時間だけが過ぎていきます。
59分に土居から名古新太郎に交代です。
さらに65分には垣田から知念慶に交代しどうにか攻撃のチャンスを掴もうとします。
すると66分にその知念が右サイドでCKを獲得です。
67分にこのCKを樋口がアウトスイングでファーサイドのカイキにピンポイントのボールを入れます。
カイキの折り返しが相手DFの頭に当たりゴール前に飛ぶと関川がヘディングで叩き込みました。
運もありましたが関川がしっかり予測し準備をしていた素晴らしい得点が生まれます。
関川は今季リーグ戦初ゴールで通算でも2得点目です。
71分にはあわやのアクシデントもありました。
GKからのロングボールをヘディングにいった常本の顔面を上門知樹がスパイクの裏で蹴り上げます。
かなり危険なプレーであり上門は一発退場です。
常本の状態が心配されましたがその後もプレーをし大丈夫そうで安心しました。
これで鹿島は数的有利になりますが五分五分の展開は続きます。
81分にゴール前でボールを受けた樋口がミドルシュートを打ちますがキムジンヒョンにセーブされてしまいました。
最後のハイライトと言えるシーンでした。
そして89分に鈴木から昌子源に交代し時計の針を進めます。
危なげなく試合を締め1−0で完封勝利となりました。
これで4試合連続完封勝利です。
両チームともにピッチコンディションに苦しめられる試合でした。
そのためボールを運べずにほとんどシュートまでの形を作れません。
鹿島がシュート7本、セレッソが3本というスタッツが物語っています。
その中でセットプレーからの得点で勝ち切れたことは非常に大きいです。
前節の北海道コンサドーレ札幌戦では90分を通じて押し込まれた展開で勝利できました。
特にこの2試合は今後に向けて大きな意味を持ちそうです。
これで12試合を消化し6勝1分5敗と勝ち越してきました。
順位も暫定ながら5位まで上昇しています。
いよいよ鹿島が上位陣を捕らえるのも時間の問題かもしれません。
そして関川は鹿島のCBとして風格が出てきました。
守備だけでなくこのような試合で得点するのもCBの仕事です。
これから得点数を伸ばしもっとチームに貢献してもらいたいです。
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