上田綺世、いざワールドカップデビューへ【国際Aマッチ初ゴールなるか】

日本代表

11月20日にカタールワールドカップが開幕しました。

今大会の開催費用はW杯史上最高額の約42兆円と言われています。

これは東京オリンピックの約30倍、日本の国家予算の約40%というとんでもない金額です。

開会式から豪華であり、初の中東開催を華々しいものにしてくれました。

大会はまだまだ序盤戦ですが早くも世界最高峰のプレーを堪能できています。

またカタールvsエクアドルの開幕戦では3Dでオフサイドサインを見分けるテクノロジーの凄さに驚きました。

このようにサッカーは日々進化しています。

そしてついに我らが日本代表も11月23日にドイツ代表と今大会初戦を迎えることになります。

グループステージ突破を占う最も重要な試合です。

大方の予想ではドイツが優勢ですがサッカーは何が起こるかわかりません。

日本はしっかりとした守備から少ないチャンスを確実に仕留めたいです。

そのためにも得点を挙げなければなりません。

日本代表は1998年フランスW杯に初出場後、今回の2022年カタールW杯まで7大会連続で出場しています。

ここで過去のW杯での日本代表の得点数と得点者を振り返ってみようと思います。

1998年フランスW杯 3試合1得点
中山雅史(ジュビロ磐田)1得点

2002年日韓W杯 4試合5得点
稲本潤一(アーセナルFC)2得点
鈴木隆行(鹿島アントラーズ)1得点
森島寛晃(セレッソ大阪)1得点
中田英寿(パルマ)1得点

2006年ドイツW杯 3試合2得点
中村俊輔(セルティックFC)1得点
玉田圭司(名古屋グランパス)1得点

2010年南アフリカW杯 4試合4得点
本田圭佑(CSKAモスクワ)2得点
遠藤保仁(ガンバ大阪)1得点
岡崎慎司(清水エスパルス)1得点

2014年ブラジルW杯 3試合2得点
本田圭佑(ACミラン)1得点
岡崎慎司(1.FSVマインツ05)1得点

2018年ロシアW杯 4試合6得点
乾貴士(レアル・ベティス)2得点
香川真司(ボルシア・ドルトムント)1得点
大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)1得点
本田圭佑(パチューカ)1得点
原口元気(ハノーファー96)1得点

まだ日本はW杯での歴史が浅いため14人しか得点者がいません。

一大会では稲本と本田、乾の2得点が最多で、通算では本田の4得点が最多となっています。

この記録を超えていく選手が出てくるためにも1試合でも多く勝ち上がる必要があります。

その上で今大会注目のFWは上田綺世です。

昨年2021年に行われた東京オリンピック世代のエースでした。

U−24日本代表では通算17得点と最も点を取っていましたが、オリンピック本戦では6試合に出場もスタメンは1試合と出場時間は短いものでした。

上田は得点も奪えず、自国開催でしたが4位となりメダル獲得を逃しています。

その悔しさをバネに鹿島アントラーズで大活躍し日本代表に招集されるようになります。

しかしA代表では海外組が優先され、いくらJリーグで結果を出しても常に当落線上の立場でした。

この状況を打破するために今夏にベルギーのセルクル・ブルージュへ移籍します。

ベルギーでも得点を取り続け、W杯のメンバー入りを掴んでいます。

ここまでクラブでは得点を量産できていますが、代表では国際Aマッチ11試合0得点と結果を出せていません。

上田の最大の良さは裏への抜け出しと豪快なシュートです。

今の日本はドリブラーが多く、個で仕掛けたがる選手ばかりです。

柴崎岳というパサーと組ませてもらえれば必ず日本の武器になると思います。

相性のいいコンビでドイツ相手に強烈なゴールを叩き込んで欲しいですね。

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