いよいよ2022年カタールワールドカップも残すところ3位決定戦と決勝戦のみとなりました。
決勝戦はアルゼンチンvsフランスという黄金カードです。
メッシとエムバペという2大スターのどちらに軍配が上がるかも注目となっています。
約1ヵ月に及び世界を熱狂させた祭典も終わりを告げようとしています。
今大会の日本代表は下馬票を覆しグループステージでドイツとスペインと2ヵ国も優勝経験国を破りました。
しかしクロアチアとのラウンド16でPK戦までもつれ込むも敗れてしまいます。
残念ながら新しい景色を見ることはできず4度目のベスト16という成績で終わっています。
日本もW杯の常連国にはなりましたが強豪国へはまだ壁は高いです。
4年後の2026年カナダ・メキシコ・アメリカW杯から出場国が48ヵ国に増加しフォーマットも変わる予定です。
そのため来年から世界のサッカー界は大きく動き出すでしょう。
これまで以上に日本代表も世界基準になることが求められます。
監督、コーチも世界のトップを知る人物をしっかり選任してもらいたいです。
また選手もさらに海外移籍をしていくと思います。
今回のカタールW杯日本代表は26人中19人が海外組でした。
さらに国内組7人の内、長友佑都、権田修一、酒井宏樹の3人は長く海外でプレーしていた選手たちです。
そう遠くない内にオール海外組でのW杯参加もあるかもしれません。
そうなると各Jリーグクラブのサポーターとしては寂しい限りです。
やはり自分の応援するクラブの選手が国を代表する姿を見ると熱が入ります。
かつては鹿島アントラーズからも多くの日本代表がおり、W杯メンバーも毎回のように輩出していました。
それが今回のW杯では鹿島所属は0人となっています。
今回は鹿島アントラーズ関連の選手が日本代表の国際Aマッチにどれほど出場しているのかを調べてみました。(太字はW杯戦士)
内田篤人 74試合2得点
柴崎岳 60試合3得点
柳沢敦 58試合17得点
相馬直樹 58試合4得点
大迫勇也 57試合25得点
中田浩二 57試合2得点
鈴木隆行 55試合11得点
小笠原満男 55試合7得点
秋田豊 44試合4得点
名良橋晃 38試合0得点
森岡隆三 38試合0得点
本田泰人 29試合1得点
本山雅志 28試合0得点
黒崎比差支 24試合4得点
伊野波雅彦 21試合1得点
昌子源 20試合1得点
植田直通 16試合1得点
興梠慎三 16試合0得点
上田綺世 12試合0得点
金崎夢生 11試合2得点
相馬勇紀 9試合4得点
岩政大樹 8試合0得点
三竿健斗 6試合0得点
長谷川祥之 6試合0得点
杉岡大暉 5試合0得点
安西幸輝 5試合0得点
曽ヶ端準 4試合0得点
安部裕葵 3試合0得点
田代有三 3試合0得点
大岩剛 3試合0得点
土居聖真 2試合0得点
西大伍 2試合0得点
本田拓也 2試合0得点
青木剛 2試合0得点
平瀬智行 2試合0得点
山本脩斗 1試合0得点
永木亮太 1試合0得点
増田誓志 1試合0得点
山村和也 1試合0得点
高桑大二朗 1試合0得点
増田忠俊 1試合0得点
これまで国際Aマッチに出場した日本代表は621名いました。
その中で鹿島アントラーズに関係した選手は上記41名でした。
割合としては多いのではないでしょうか。
やはり出場試合数が多い選手ほど代表で常連であるためW杯にも出場しています。
今後は数年鹿島でキャリアを積み海外からオファーがあれば20代前半でさらに海外に移籍してしまいそうです。
今の鹿島にも有望な若手は多くいるため活躍次第で来季中にも海外移籍をする選手は出てくるかもしれません。
もちろんその選手が世界で活躍し日本代表になってW杯のメンバーに入れば嬉しいです。
今回の上田綺世がまさにそうでした。
Jリーグでは得点ランキングトップであったにもかかわらずA代表では当落線上にいました。
そしてリスクを承知で夏にベルギー移籍をし活躍が認められW杯のメンバー入りを果たしました。
ただ鹿島所属で選出されていたらサポーターはもっと心から喜べたでしょう。
ますます代表にはJリーガーからは選ばれにくくなっていく時代です。
だからこそ誰もが納得する成績をJリーグで出して国内組の意地を見せてくれる選手の出現を待っています。
そんな選手が鹿島アントラーズから出てきたら最高です。
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