第19節の大分トリニータ戦で山本脩斗が今季リーグ戦初出場をしました。
これでリーグ戦でまだ出番がないのは伊東幸敏ただ一人です。(特別指定の常本は除く)
伊東はルヴァン杯には出場していますのでトップチームの全員が公式戦に出場するという記録は達成しています。
ただリーグ戦が1番重要視されていますのでここはどうにかして出場してほしいです。
今シーズンは8月に内田の引退、広瀬は右大腿二頭筋損傷の全治2ヵ月の怪我であり出番はすぐに回ってくると思われました。
しかし右サイドバックの一番手にはボランチの小泉慶がなり、この小泉が休養の試合の代役は山本でした。
こうなってくると伊東の序列は相当低いと思われます。
ザーゴはもう使う気はないのでしょうか。
伊東は2012年に静岡学園から高卒で入団しました。
名古、松村の先輩です。
入団会見では目標は同じ静岡県出身の内田篤人と言っていました。
その入団会見では椎本邦一スカウトから「内田と同じにおいがする」と言われかなり期待されていました。
2017年にレギュラーに近づきましたが、なれそうでなれないまま今年で27歳になります。
試合に出られない時期が長かったですがレンタル移籍もなく鹿島アントラーズ一筋です。
背番号も入団時からずっと変わらず24番です。
このような選手も珍しいですね。
数年前までは毎年のように他のチームからオファーがありましたがずっと残ってくれています。
近年はすぐに移籍する選手が多い中、鹿島で勝負するんだという気持ちが感じられ応援したくなる選手です。
入団後は西大伍や内田篤人といった日本を代表する右サイドバックと一緒に過ごした日々は必ず力になっているはずです。
今季も残り試合でチャンスはあるはずです。
今いる右サイドバックのライバルは皆年下です。
またJ2町田ゼルビアにレンタル中の小田逸稀(22歳)は右サイドバックとして23試合3得点と結果を出しています。
来年はレンタルバックされるでしょう。
もしかしたら伊東にとって次は鹿島でのラストチャンスになるかもしれません。
そのチャンスを掴んでレギュラーになってくれることを願っています。
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