ベルギーリーグ1部シント=トロイデンの鈴木優磨が4月26日に誕生日を迎えました。
1996年生まれなので25歳になりました。
サッカー選手として最も脂が乗った時期です。
まだまだ成長過程ですのでこれからもっとすごい選手になってほしいです。
そして今季は飛躍の年になりました。
欧州主要1部リーグ日本人歴代2位の17得点をマークしています。(歴代1位は2014シーズンのエストニア1部リーグ、ノーメ・カリュのMF和久井秀俊が33試合に出場して21得点)
この17得点はベルギーリーグの得点ランキング4位タイの成績です。
チームは18チーム中15位で総得点が41しかない中でこの数字は素晴らしいの一言です。
もっと強豪クラブに所属していればまだまだ量産できた可能性は高いです。
さらにアシストも3つありクラブの年間MVPも受賞しました。
5大リーグには及ばずともそれに準ずるレベルのリーグで得点王争いができているのはかなり凄いことです。
得意のポストプレーも磨きがかかっており日本屈指のセンターフォワードになっています。
今なら日本代表の大迫勇也といい勝負ができると思います。
もしくは鈴木、大迫の夢の2トップも見てみたいですね。
森保一監督の私情で代表に呼ばれていませんが公平に選出していただきたいです。
そして今季の活躍で今夏の移籍は決定事項となっているようです。
シント=トロイデンのペーター・マース監督も明言しているため移籍は決定的です。
注目の移籍先はフランス1部のアンジェとサンテティエンヌ、ドイツ1部ヘルタと言われています。
明るみになったのがこれらですが水面下ではもう少しあると思っています。
状況次第ではセリエAクラブも参戦する可能性もあるようで争奪戦に発展するかもしれません。
本人は地元メディアにセリエAに行きたいということを口にしたようです。
イタリアは強靭なDFが多くいますのでプレースタイルは合致しています。
ぜひセリエAでも得点王争いを期待しています。
ここまで鹿島アントラーズでもシント=トロイデンでも安定して得点を積み重ねています。
以下がプロ入り後の成績です。
鹿島アントラーズ
2015年 7試合(108分)2得点 90分当たり平均得点1.667
2016年 31試合(1188分)8得点 90分当たり平均得点0.606
2017年 26試合(866分)6得点 90分当たり平均得点0.624
2018年 32試合(2376分)11得点 90分当たり平均得点0.417
シント=トロイデン
2019-20年 24試合(1886分)7得点 90分当たり平均得点0.334
2020-21年 34試合(2991分)17得点 90分当たり平均得点0.512
ベルギーでも得点力を落とさずプレーできています。
また得点以外のポストプレーや守備での貢献も光っています。
あとは次にステップアップするリーグでもこれほどの得点を見せられるかです。
これまで鹿島サポーターの記憶に深く刻まれているのは2018年のACLでの活躍です。
全14試合に出場し2得点でした。
得点数は少なかったですがチームのために献身的なプレーをこなしてくれました。
それが実を結び大会MVPを受賞しています。
日本人では2007年の永井雄一郎(浦和レッズ)、2008年の遠藤保仁(ガンバ大阪)、2017年の柏木陽介(浦和レッズ)に次いで4人目でした。
過去の3人は全て日本代表になり国際Aマッチに出場しています。
本人は日本代表になるためにプレーしているわけではないと思います。
しかしA代表は名誉があることですし自身の考え方、プレーの幅も広がる場所です。
私は本当にサムライブルーの鈴木優磨が見たくてたまりません。
そしてワールドカップに出場する選手になってほしいです。
鹿島関連の選手ではW杯で鈴木隆行と大迫勇也がゴールを決めています。
2022年カタールW杯では3人目の選手として鈴木優磨の得点で日本が勝利するところを期待しています。
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